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マイクロエース ED17 & EF57 7沼津機関区 [模型]

2010年2月13日の日記

横浜のだるまやさんで予約していた,マイクロエースのED17とEF57 7を引き取ってきました。マイクロエース久しぶりの旧型電機です。どちらも再生産品ですが,ED17はベンチレータが4段になったタイプですし,EF57は学研以来久しぶりの東海道原型仕様です。

【ED17】

ED17は国鉄が幹線の電化に際して,1923年から試験的に各国から輸入した電気機関車のひとつで,英国English Electric製です。EE製の一連の機関車たちは故障も多く,非常にトラブルの多い機関車だったようなのですが,両数が多かったのと,国鉄で内部の機器をかなり交換して使いやすくしたためか,またそれなりに小型で機関車として扱いやすい面もあったためか,中央線や飯田線で使用されました。なぜか,ED17のうち,2号機と17号機だけはベンチレータが4段になっていて,異色機となっています。

実は,ED18は買ってあったのですが,ED17は2002年4月に出たときに買っていませんでしたので,再発売されたので買いました。

ED17-1.jpg 内部。前照灯は電球でした。

驚いたことに,前照灯は電球(ランプ)で,LEDではありません。やっぱり暗いので電球色LEDに変更しました。

ED17-2'.jpg  ハンダ付けの様子

もとからあった,電球とパラになっているコンデンサを撤去し,そこに逆耐圧保護用のシリコンDiをハンダ付けします。また,もとの基板でランプを点灯する向きを決めるためのTrがついていますので,それを撤去して電流制限抵抗をつけます。位置は写真をご参照ください。

ED17-4.jpg オリジナル基板(上)と電球色LED化後の基板(下)

ED17-3.jpg

ところが,せっかく電球色LEDにしたのにこれでも暗くてがっかりです。どうも導光材の設計がまずく,うまく光軸とあっていないようです。いろいろやりましたが,これくらいかとあきらめました。ED18のときhttp://iruchan.blog.so-net.ne.jp/2009-02-28はすごく明るかったのですけどね。

でもすごく走りはいいです。だるまやの親父さんも言っていました。

【EF57】

EF57はマイクロエースの他,KATOやエンドウ,学研が出していました。KATOが長年出していて定番になっていましたが,最近は再生産されず,市場からも消えてしまいましたので,そろそろ再生産をお願いします。

これらのうち,学研だけが東海道線での登場時の姿で,マイクロエースは上越線仕様でひさしつき,KATOは最後に東北本線に移ってからの姿で,EGに変更され,もともとかなり前の位置に設置されていたパンタグラフがさらに前方へ飛び出した形になったあとの姿のものです。その意味で,学研のEF57は非常に貴重で,当方も "お宝" にしています。

今回,ようやく東海道仕様のEF57が出たので感謝しています。

EF57沼津-1.jpg  よくできています。

EF57沼津-2.jpg

   屋根上。SG仕様なので,煙突があります。パンタのスリ板に色が入っているのは驚きです。

EF57沼津-3.jpg  前照灯も明るいのでこのままにしておきます。

正面の窓にはひさしがなく,KATOのといい対照となるでしょう。また,運転状態も,前回マイクロエースから出たものhttp://iruchan.blog.so-net.ne.jp/2009-04-02と比べて非常に静かで,スムーズに動きます。

 


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KATO EF66前期型 [模型]

2010年2月13日の日記

KATOのEF66前期型を買ってきました。前回,さくらやでJR貨物の100番台を買ってきましたが,鉄道模型の国鉄分割民営化反対派なのでどうもJR後の車両はしっくりきません。

EF66前期型-2.jpg 

     やっぱ国鉄形ですね~~。LEDは白色に換装してあります。

本当言うとつらら切りのひさしがついた後期型の方が好きですが,最近は品薄のようです。前期型は昨年5月,後期型は'04年8月の発売です。そろそろ後期型の再生産をお願いします。

実車は1966年の完成で,ヨーロッパ風の従来の国鉄の電気機関車には見られないスタイルで,ちょっと斬新すぎて実はあまり好きではなかったのですが,本当に優れたデザインだと思います。半世紀近く経ってもちっとも古くさくなく,今でも通用するデザインだと思います。

この頃のKATOの機関車の前照灯はオレンジ色なのと,例の逆向き点灯防止用のコンデンサのせいで,動き出しから点灯しますので,まずはボディをばらします。LEDは白色を使いましたが,ポスカを塗って電球色ぽくしています。

EF66前期型-3.jpg

白色LEDは輝度が高すぎ,オリジナルの基板の抵抗は560Ωで,ちょっと抵抗値が小さくて,このままでは明るすぎますので,中央の電流制限抵抗を1kΩに変更し,すぐ右側のコンデンサを撤去します。LEDはこの基板の裏側についています。

EF66前期型-1.jpg 電球色っぽいでしょ。

手すりや信号煙管,汽笛など後付け部品が多いのでまいります。特にEF66の手すりはつけにくいことで有名ですが,EF66 100番台でやったように,一度φ0.5mmのドリルで下穴を拡大してからやると簡単です。

ナンバーは4番,今はなき汽車会社製にしました。

とびうお.jpg

一緒に買ってきたKATOの "ぎんりん" セットと。やっぱ似合いますね。驚いたことに末尾のレムフ10000は室内灯つきでした。

【おまけ】 EF66 1の写真

EF66 1.jpg

       左からEF58 127, EF81 1, EF66 1, EF60 501, EF65 1001

     昔はよかったな~~ ('86.8.25 吹田機関区公開にて)


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