パソコンヘッドホン用ダミープラグの製作 [パソコン]
2023年9月30日の日記
今日は簡単電子工作です。パソコンのヘッドホン端子につなぐダミープラグを作ろう,と思います。
というのも,今は在宅勤務で,職場のパソコンにリモート接続する,と言うことが多い,と思います。
そのとき,WEB会議をやっていたり,サボってらじる☆らじる聴いていたりすると,うっかり自分の席のPCから音が出る,ということがあります。
iruchanは普段,職場のPCにはヘッドホン挿しているので,問題ないですけど,うっかり抜いていると音が出ることがあります。
ノートPCなら普通ですけど,デスクトップ機でもDELLのPCなどだと,驚いたことに本体内部にスピーカーがあって,これが音を出すことがあります。
ものすごく音が悪いスピーカーなんで,こんなのいらんと思うんですけどね.....。
この前も同僚のパソコンからWEB会議の音が出ていて,慌ててiruchanのヘッドホンを挿してやりましたけど.....。
でも,そいつ,あとで礼も言わなかったので,ちょっと......
放っておいて,赤っ恥かかせてやればよかったかと思っています
まあ,ヘッドホンもたくさん予備を持っているわけではないし,こういうときにダミープラグを挿しておこう,と思いました。
それに,困ったことに,いつからか,Windowsはヘッドホンやスピーカなどのデバイスをつないでおかないと,サウンドデバイスがない,ということで音を再生しなくなりました。
WEB会議を録音しようとすると,デバイスがない,と言う認識になって,録音できなかったりして,これはこれで困るのでダミープラグを挿しておきます。
ひょっとして,DELLのPCはこういうことがないよう,予めスピーカはつないであるのか,という気がします。
iruchanは自分が席にいないのに,音が出るというのは困るので,内部のマザーボード上のピンヘッダからスピーカ端子を抜いてあるので,音が出ないので安心ですけどね。
また,あとで分かったのですけど,DELLのPCの場合,BIOSに内部スピーカの設定があって,使わない,と言う設定ができるようです。
まあ,安心のため,端子を抜いておく,と言うのが一番無難,という気がしますけどね。
ところが,これやっちゃうと,▲のとおり,「デバイスがない」と言う状況になって,PCの音を録音できません。
と言う次第で,簡単にダミープラグを作っておきます。
ヘッドホンのインピーダンスは8~32Ωくらいなので,φ3.5mmのステレオプラグに22Ωの抵抗をはんだづけしました。
Visual Studioで世界時計ソフトを作りました パリ時刻も表示しています。サマータイムも自動対応します。
ダミープラグを挿したあと。
ヘッドホンを挿している,と誤認? しています。ちゃんとWEB会議の録音もできました。
さよならAMラジオ~送信所めぐり~その1:NHK新開放送所,TBS戸田送信所,AFN和光送信所 [ラジオ]
2023年9月18日の日記
とうとう,2019年3月,民放連は2028年にAM放送を終了し,FMに移行することを表明しました。2028年以降,中波帯にはNHK第1と,北海道放送(HBC),札幌テレビ放送(STV),秋田放送(ABS)の3局が残るだけになりそうです。これらの局はエリアが広く,また,人口も少ないところが多いので,現状のAM放送を継続する方がよい,との判断に基づくもの,と思います。
一方のNHKは,と言うと,2021年にAM一波とすることが経営方針に盛り込まれており,その後,音沙汰ないのですが,FMで基礎英語やっていたりするとこ見ると,やはりAMは一波にする予定のようです。
う~~ん,ラジオ大好きなiruchanとしては,非常に残念なのですが.....。まあ,音声放送はデジタル化することに決めた欧米と違って,FMは残すことになったので,その意味ではマシなのかもしれませんが.....。
FMのデジタル化は意味ないでしょう。別にradikoやストリーミングで聴けばいいわけですし.....。
と言う次第で,iruchanは今のうちにAMの送信所や送信塔の写真を撮っておこう,と思いました。
そう,なぜか,iruchanはAMラジオの送信塔に惹かれるんですよね......。
天高く,1本だけそびえていて,電波だけとは限らない何かが空に吸い込まれていき,世界に伝わっていく.....というイメージがするからなのでしょうか。
それとも,東京タワーや名古屋や札幌のテレビ塔のように,TVだとかっこうよいタワーが建っていて,それこそスターのような存在ですけど,AMの送信塔は地味で,人里離れた人家もまばらなところに建っていて,それこそ,地元の人でもよく知らない,と言うような存在に惹かれるのか,という気もします。ラジオ局の送信塔って,東京タワーみたいに観光名所になるわけでなし,展望台どころか,お店はもちろん,そもそも無人で,中には普通は誰もいないという設備のところばかりです。
iruchanの生まれたところにも10kmほど離れたところに1本,建っていて,子供の頃,父に「あれはなに」って聞いた記憶がありますけど,その頃から興味があったのかもしれません。父は「放送局」と答えたように思います。
ということもあり,久しぶりに上京したので,レンタル自転車借りて回ってきました。
☆NHK新開放送所
ずっと,しんかい放送所と思っていましたが,しびらきと読むそうです。さいたま市桜区にあります。駅は武蔵野線・西浦和駅が最寄り駅です。
NHK東京第1(594kHz)およびNHK東京第2(693kHz)の予備送信所です。本送信所は久喜市にある菖蒲久喜ラジオ放送所(300kW)で,そこが核攻撃で破壊された場合の緊急設備となっています。ただ,予備としても10kWじゃ出力小さすぎ。その割に立派な局舎には驚きます。普通は掘っ立て小屋みたいなのが建っているだけです。
NHKなのでここが消えることはないはずですが,一度も行ったことがないので見学させていただきます。
よく,第2放送が「減力放送のため,聞きにくい場合があります」と放送している場合は200kWに減力されているのですが,久喜で送信装置を切り替えて放送しているだけで,ここが使われることは試験以外はほとんどないだろう,と思うのですけどね。
西浦和駅から1.6kmで,比較的,駅から近いのですが,歩くと結構しんどいです。
中波の送信塔は支線式基部絶縁型アンテナ多く,地面に近いところに基部碍子があります。ここから上は高圧がかかっているので危険です。
頂冠部には日本では容量環(capacity ring)がついていることが多く,対地容量を増やして共振周波数を下げることで鉄塔高を下げる効果があります。ちなみに,この鉄塔の高さは130mのようです。
放送音声を受信するSTLのパラボラアンテナです。ひとつは渋谷を向いているはずですし,もうひとつは久喜を向いてんのか,と思ったのですが,NHK堂平無線中継所を向いているそうです。
たぶん,向かい合った小さな電極は放電ギャップですね。
ステーから電波が放射されるとよくないので,鉄塔からすぐのところで絶縁されています。
ただ,それにしてもここ,本来あるべきものがない
どこにもNHKラジオの送信所であることを示す看板はありません。それに,驚いたのですが,ほかの方のWEBを見ると,局舎の壁に大きく,例の玉子をかたどったNHKのロゴが設置してあるのですが,iruchanが見たところ,撤去されているようです。
普通はNHKに限らず,どこの送信所の局舎も放送局のロゴを壁に設置してあるはずです。
これじゃ,何の設備かはまったく不明......
いったい,撤去した,というのは,どういう理由によるものなのか.....。
NHKのプロパティであることを隠しておく必要があるのか......。
皆様のNHKなんじゃあ,ないんですか。
正面の局舎の壁にNHKのロゴ看板があったようなのですが.....。拡大して見たら,撤去した跡がありました。
一応,浸水に備えて高床式になった局舎の入り口ドアの横に日本放送協会 新開ラジオ放送所という銘板があります。
中波の送信所はアンテナの他にアースも重要で,接地抵抗を少なくするため,河川敷や海沿いにあることが多いのですが,ここも荒川河川敷にあり,国有地を借りているのだと思います。
それにしてもここは堤防の内側。別に核攻撃じゃなくても,荒川が増水すれば浸水して送信不能.....になるんじゃないでしょうか。大丈夫ですか,NHKさん。
アナログTVやBSアンテナもあり,中で生活? できるようになっているようです。たぶん,スタジオもあるのでしょう。
ますます,某国営放送の謀略施設......という気がします。中国語に堪能な美人アナウンサー使って対中謀略放送をしているんじゃないでしょうか。東京ローズ かよ。
まあ,放送設備と言えば,戦前なら完全に機密施設で,カメラなんて持ってうろついていようものなら憲兵につかまってスパイ容疑で尋問される,と言うところでしょうし,電波は武器とされ,対外謀略のためのプロパガンダをしていましたよね。
iruchanが子供の頃も,モスクワ放送や北京放送が中波帯でも強力に受信できましたし,今でも北朝鮮の朝鮮の声放送なんかありますよね。
昔はモスクワ放送や北京放送なんか,散々,日本やアメリカの悪口をずっと話していて,非常に気持ち悪かったですけど,よく覚えていますけど,ここも普段は使われていないし,そういう謀略放送をしているのか......なんて勘ぐっちゃいました......
実際,無人なんですが,機器は稼働しているようで,空調装置の轟音が外まで聞こえていました。
☆NHKさいたまFM & TV埼玉 平野原送信所
新開放送所にすぐ近くに,もうひとつ,タワーが建っています。すぐに分かると思います。
こちらはFM用で,1970年,NHK埼玉放送局のFM送信用として建てられ,1979年にはTV埼玉,1988年にはFM埼玉(Nack 5)が利用するようになりました。FM埼玉は1998年には本送信所は移転し,現在,ここは予備となっているようです。局舎もあったようですが,現在は撤去されています。
新開放送所から300mくらいと近いので,一緒に見学してきました。
ただ,申し訳ないのですけど,笑っちゃうくらいかっこ悪い....
東京タワーや重要文化財の名古屋のテレビ塔を設計した,搭博士と呼ばれる内藤多仲ならこんなデザインにはしなかっただろう,と思います。
もう,まるでウルトラセブンかなにか,SF映画,それも完全にB級映画にでてきそうなダサいデザイン。
もう少しなんとかできなかったのか.....。
ちなみに内藤多仲はこの塔が着工した年に亡くなっているようです。
一番上はTV埼玉の送信アンテナで双ループアンテナ,真ん中はVHF帯に特有のスーパーターンスタイル型アンテナと思いますが,複雑に絡んでいて,何が何だかよくわかりません。よく見るとバタフライ型のようなんですけどね。東京タワーなんかに張り付いているアンテナはバットタイプウィングアンテナと言って,wikiを見ると,なんとRCAの開発のようです。
☆TBS戸田送信所
普通はかういふ銘板があったり,無人局でも放送局の看板が建つてゐます。
民放の場合,本局が核攻撃で破壊されても,放送が継続できるよう,送信所にもスタジオを設け,核戦争が始まっても放送ができるやうになってゐます。う~~ん,やっぱ放送局は軍用設備だ~~~。
とはいえ,近くの電柱に津波浸水高5mとありました。鉄塔の基部が浸水しちゃいますけど,TBSさん,大丈夫ですか~~
実際,ここは常駐している人がいるようです。行ったときに荷物が配送されてきていました。
新開放送所から7kmほどのところにあります。割に近いのですけれど,地下鉄や公共交通機関はバスだけなので,自転車の方が便利です。とはいえ,至るところに高速道路があり,交通量も多く,自転車で移動するのは危険だし,しんどいです。本当に日本は自動車社会なのだな~と実感させられます。かういふ社会にしちやいけなかったのに.....。
こちらの方は住宅街のど真ん中にあり,周囲が田んぼだった新開送信所とは趣が異なります。鉄塔もAMのはすごく高いので,よく目立つのですが,マンションの影に隠れて近くまで行かないと気がつかない,と思います。
1951年9月1日に新日本放送(毎日放送)および中部日本放送(CBC)が開局したのを皮切りに民放が誕生します。どちらが第1号か,と言うと一般には新日本放送と言われますが,CBCの10年史 "東海の虹" を読むと,朝6時半に放送を開始していて,毎日放送は正午だったようなので,CBCが第1号です。"民間放送30年史" も同様の記述があるので,間違いないと思います。
TBSは12月25日に放送を開始し,民間放送の先駆けのひとつです。同じ日に京都放送(KBS京都)も開局しています。
戦前は日本放送協会だけだったのですが,若い人は知らない人が多いんですね。つい最近も,某掲示板で「TBSって戦前はなかったの」なんて書き込みがありました......
情報統制のため,戦前は日本放送協会だけで,政府のプロパガンダを担っていました。戦後,放送の民主化を目指して,GHQが民間放送の設立を促した,と言われることが多いですが,実際は,NHKの民主化を進めただけでお茶を濁し,一方で純粋な民間放送は占領政策の妨げになるため,設立を遅らせた,と言うのが実態のようです。実際,冷戦下において,ソ連や中共の影響で日本の左傾化を恐れた,というのが実際のところでしょう。
送信塔は戸田競艇場の北側にあります。やはりAMの送信所のため,接地面積を稼ぐため,広いグランドが必要で,広い草っ原に2つ,鉄塔が建っています。1本は予備とのことですが,どう考えても,構造が違うし,トラス構造で,古そうで,おそらく,1951年の開局時のものなんではないでしょうか。昔は大きな鋼管柱が作れず,こういう板材を組み合わせたトラス構造のものが多かった,と思います。
本鉄塔は高さ150mで,一般に送信用鉄塔は1/2波長で作るのが効率がよいので,TBSが954kHzとすると波長は318mなので計算が合います。とはいえ,これだけの高さの鉄塔は高コストなので,小出力の地方局だと1/4波長のところが多く,ここも予備の鉄塔は57mらしいので,これもほぼ1/4波長になっています。
と言う次第で,やはりこの予備鉄塔は開局時の鉄塔で,1971年11月に50kWから100kWに増力したときにお役御免となり,その後は予備となったんじゃ,ないでしょうか。違っていたらごめんなさい。
周囲に放射状に接地線が埋設してありますので,AMの送信所は広大な敷地が必要です。
やはり古めかしい構造です。もし,予備として同じ時期に建てたのなら鋼管鉄塔でしょうし,基部の構造も同じでしょう。
よく見ると容量環も構造が異なります。
新開放送所でも使われていましたが,碍子にパラにチョークコイルが取りつけられています。高周波電流がステーを伝わって地面に流れないようにするためと,雷電流を逃がすためです。
残念ながら,ここは2028年以降,取り壊されてマンションでも建つんじゃないでしょうか......。
☆戸田送信所の変遷
TBSの最初からの送信所ですが,同じ場所で何度も鉄塔は移転しているようです。地図は今昔マップon the webから拝借しました。
なにもな~~い。
けど,戸田ボートレース場はこの頃からあったのですね。戸田市は市制前で,埼玉県北足立郡戸田町です。 市制施行は1966年です。
残念ながら,肝心の開局当初の1950年代の地図がないのですが,ほぼ建設当初と思います。鉄塔→の南に小さな局舎が見えます。
鉄塔が南に1ブロック移動し,北側に新局舎→ができています。この鉄塔は時期から見て,100kW用ですね。
再度,鉄塔が移動します。新たに建設されたのか,移動したのか,不明ですけど,現在の鉄塔だと思います。局舎はもとのままです。東北新幹線&埼京線が開業しました。田んぼ⇒工場⇒宅地と周囲の環境が変わっていきます。
予備の鉄塔が建設されました。開局当初の鉄塔ではないか,と思うのですが,増力時から13年経っていますし,保管していたのを再度,建てたようにも思えないですけど......。でも,今の予備鉄塔はちょっと古そうですよね。
現在の局舎が建設されました。旧局舎の部分の土地は売却され,現在は別の建物が建っています。
☆AFN和光送信所
こっちはマジで軍事設備です.......
カメラで写真撮っていて,米兵に撃たれても,MPに拘束されて極東軍事裁判所で「人道に対する罪」で裁かれてもiruchanは関与しません.....。
驚いたことに,この鉄塔は2006年に建て替えられているようです。
TBSの戸田送信所のように,1本が予備,と言うわけではなくて,2本同時に使って指向性を持たせています。特に神奈川方面へ飛ぶようにしているらしいです。
国内では他にもニッポン放送の木更津送信所やラジオ関西の淡路送信所が指向性を持たせるため,鉄塔が2本あります。この場合,両方の鉄塔に送信機をつなぐ双給電方式と,片方にはつながない単給電方式があります。おそらく,どれも双給電方式だと思いますが,確信はありません。
1945年,日本が敗戦すると米軍が日本に進駐し,各地に散在した米兵の慰問,情報伝達のため,英語の放送局が各地にできました。Far East Network: FENですね。
現在はAMは岩国,三沢,佐世保,那覇にあります。終戦直後は各地にたくさんありました。
1997年にAmerican Forces Networkとなり,AFNと呼ばれています。
iruchanは英語の仕事が多いんですけど,ここはほとんど聴きません。なによりあまりに話すのが早くてとても聞き取れないのと,ロックばかり流していて,あまりに文化的にアメリカンでとてもついて行けません。
同僚が,「これからFEN聴く」なんて言っていましたけど,あんた,ジジイ!!
戸田送信所から6kmほどなんですけど.....しんどかった
川や首都高があるし,その上,地形も丘陵地帯で,結構,和光市内ってアップダウンが激しいんですね.....。ここへ行くならレンタカーの方がよさそうです。
周囲の柵は高いし,非常に頑丈です。上の方は有刺鉄線です。中は地雷原かも......
また,日本の送信所は草刈りこそしてありますけど,芝生じゃありません。やっぱ,アメリカだな~~。
日本の鉄塔のように,容量環はありません。容量環があると,高さを稼げる(鉄塔が低くてもよい)のですが,さすがアメリカは容量環なしでも大丈夫なようです。といって,建て替え費用は日本が出したんじゃ,ないでしょうか。
旧鉄塔は,皆さんの写真を見るとTBSの予備鉄塔同様,トラス式のようです。
残念ながら,局舎を見てみたい,と思いましたが,どういうわけか,気がつきませんでした。道路に沿って,送信塔の南側にあるようですが,なぜか見落としちゃいました。理化学研究所の敷地内にあるのか,と思ったのですけど,そもそも,なんでこんなところに理研があるのか......。
理研って,戦前の日本の科学研究の最先端を担っていました。今,この組織がどういう研究をやっていて,どういう収益を得ているのか,知っている人は少ないでしょう。ひょっとして,今も政府から委託を受けて ニ号研究 をやっているのかも......
送信所となりの和光市第四小学校で保存されているC12 85。iruchanはすらっと細長い煙突のC12が好きなので,写真を撮りました。
でもこの機関車,前照灯と煙突の間にヘンなものが.....なんと,ベルがついています。
もとは野牛などを追い払う目的で,米国製蒸機ばかりでなく,機関車には取りつけられています。踏切や構内走行時などに鳴らされますね。でも,なんでC12についているのか......。
和光市にはFENの放送局ばかりじゃなく,南側は米陸軍第8軍団の基地である,キャンプ・ドレイク(朝霞キャンプ)がありましたので,米兵のご機嫌を取るためベルを取りつけたのか,と思いましたが,どうも晩年は大宮工場の入換機として活躍していたらしく,構内走行時の警報として使用されていたようです。
さて,ここから16kmほど先,川口市の文化放送送信所を訪ねたかったのですが,あまりに暑いし,車も多く,アップダウンも激しいのでギブアップ!
また,次回,です。
☆ ☆ ☆
☆おまけ~名寄ラジオ中継放送所~
以前,北海道のラッセル車を撮りに行ったときに,道道252号線を走っていたら,名寄の中継施設があったので,写真を撮っておきました。このとき,今はなき,北星駅へ行く途中でした。
ここから北にはラジオ放送の送信所は稚内の他,オホーツク海側の中頓別,日本海側の遠別にあるだけです。
NHK旭川第1(837kHz),第2(1125kHz)の中継放送所です。いずれも出力は1kWです。
STVラジオ(1197kHz)はTVと共用で,名寄市砺波に,北海道放送(1494kHz)は名寄市緑丘にあります。今度,ラッセルを撮りに行ったら見に行こう,と思います。
普通,かういふ風に,NHKのロゴがあります。
立派な銘板
2020年2月2日撮影
ソニーSRF-A300のAM広帯域化&ワイドFM対応改造ほか~その2:ワイドFM対応&スイッチ不良,AMステレオインジケータ取付~ [ラジオ]
2023年9月9日の日記
先週に引き続いて,ソニーが1993年に発売した,AMステレオ対応SRF-A300の修理&改造をします。
☆ワイドFM対応工事
FMは従来どおり,76~90MHzで,ワイドFMには対応していませんので,FMバンドを再調整します。
すでにたくさんの方がやっておられるようですが,iruchanはまだやっていませんでした。なお,本調整はテストオシレータや周波数カウンタなど,測定器が必要ですし,後戻りできない部分もあるので,あまりお勧めしません。
FMラジオはスーパーヘテロダインなので,局発の周波数をラジオの受信周波数よりIF分(10.7MHz)だけ低く発振させます。AMの場合はIF(450kHz)分高く発振させますし,海外のFMラジオも同様に高い方にしますが,日本ではFMバンドのすぐ上にTVの放送帯があったため,下側ヘテロダインとなっています。
そのため,76~95MHzを受信するためには,65.3MHz~84.3MHzで発振させればよい,と言うことになります。
もっとも,ギリギリだとすべての局が受信できるとは限らないので,多少,幅を持たせてありますし,実際,上限が90MHzのFMラジオでも,TBS(90.5MHz)くらいは受信できますね~。TBSはこれを狙ったのか......。
詳しくはこちらの記事もご参考になさってください。
さて,FMのバンド変更の場合,バリコンのトリマと,発振コイルを調整する,と言うことになります。トリマが上限,コイルが下限周波数を決めています。また,トリマコンデンサはスーパーの場合,2つありますので,あくまでも局発コイルに並列に入っているトリマをいじりますので,ご注意ください。
→の位置に黒いマジックの印をつけておきました。これが元の位置です。かなりずれていることが分かると思います。
基本的には,
①トリマの容量を減らす‥‥‥‥羽根の重なり具合を小さくする。
②コイルのインダクタンスを増やす‥‥‥コイルを詰める
という方向で調整します。コイルはFMの場合,空芯コイルであることが多く,一度,調整すると測定器がないと,後戻りはできなくなりますので,注意が必要です。
バンド調整には,局発のバリコンのトリマと発振コイルをいじります。入力側(RFやANTの記号がある)はいじりません。日本ではFMでは不要電波輻射防止のため,高周波増幅(RF)がついています。RFコイルやトリマはいじりませんのでくれぐれも間違えてこちらをいじらないようにしてください。
さて,バンド調整には......
スーパーヘテロダインのラジオでは,トリマで fH が決まり,コイルで fL が決まります。最初に,トリマで fH を決めると,fL が上がってしまうので,コイルを調整して下げる⇒再度,トリマを調整⇒コイルを調整⇒.....を繰り返します。
この調整を何度も繰り返して,76MHzと95MHzがちゃんと受信できるようにします。
なんですが.......。
今回,驚いたことに,①で95MHzを受信できるようにしただけで,おしまい,にしちゃいました。
というのも,ちゃんとダイヤルの下の方で76MHzがほぼ元の位置で受信できましたので....
おそらく,もとのソニーの調整担当の方が,▲の←→のように,75.5MHzくらいまで受信できるように調整していたため,と思います。
最初に書きましたとおり,ある程度,局発の発振周波数は幅を広げておかないとギリギリの局は受信できないためで,下限が少し,余裕があったのだ,と思います。
と言う次第で,あえてコイルは調整せず,このまま,としました
iruchanは完成品を再調整する場合はできるだけ,故障したり,劣化して不具合がある場合を除き,オリジナルの状態をいじらないようにしています。特に,fL はコイルをいじらないといけないので,こちらをいじっちゃうと元に戻せませんのでできるだけいじらない方が無難です。
これで無事にワイドFMが聴けるようになりました。
なお,当然ですけど,▲の図からもおわかりの通り,もとのダイヤルの90MHzのところで95MHzが受信できるようにするので,指針はダイヤルの下の方にずれちゃいますので,ご注意ください。これはダイヤルを作り直さない限り,直せません。
☆電源SWの不良
次に,電源を切っても,かすかに音が出ているという怪談 を退治したい,と思います。これ,よくある現象ですけど,気持ち悪いですよね~~。
おそらく,内部の端子が汚れていると思います。
一番よいのはSWを交換しちゃう,と言うのがいいですが,問題は同じスライドSWを入手できるかどうか不明です。6Pの双極双投のタイプで,ごくありふれたSWですけど,まったく同じサイズ,と言うのを見つけるのは大変そうです。
と言う次第で,カバーを外して接点を磨くことにしました。
やっぱり,接点が黒く汚れていて,アルコールで拭いてきれいにし,タミヤの導電グリスを塗っておきました。
簡単には接点復活材を使えばいいのでしょうけど......うっかり,バリコンにかかったりしたら大変ですので,使わないようにしています。言うまでもないですが,接点復活材は導体ですので,これをバリコンにかけるとラジオが使用不能になりますので,ご注意ください。
これで,無事にスキッと電源がoffできるようになりました
夜中にボソボソとラジオがしゃべってる,という 怪談 はまっぴらですので......
☆AMステレオインジケータ
苦労してここにステレオインジケータLEDをつけたのですが......。
ソニーのAMステレオラジオは,ステレオ受信時にLEDが点灯する,という仕組みになっていません。せっかく,AMもステレオになった,というのに,ちょっと,これは残念。AMステレオが普及しなかった理由のひとつかも.....
前回,本機のAMステレオデコーダは,CXA1657MとCXA1758である,と書きました。Motorolaや東芝と違って,ソニーのAMステレオデコーダは2つになっているのが特徴で,AMステレオラジオ第1号のSRF-A100でもCX857とCXA1017Mの組み合わせになっています。前者がPLL同期検波用で,後者がステレオマトリクスとなっています。
そう,ソニーのAMステレオICはモノラル時でも同期検波をするようになっていて,Motorolaなど他社のAMステレオICと異なります。だから,モノラル受信時でもひずみや雑音の少ない良好な音質となっているはずです。
実際,Motorolaや東芝のICはL+Rは通常どおり,エンベロープ検波をして出力しており,L-Rの差信号はPLLで同期検波して出力しています。
やはりエンベロープ検波ではひずみが多いし,何より同期検波じゃないので,雑音や混信に弱くなります。
ソニーのAMステレオラジオは同期検波しているので,モノラルの局を受信するときでも音がよい,と思います。
さて,ステレオインジケータですが,Motorolaや東芝のAMステレオデコード用のICはステレオインジケータがついています。
ソニーのも同じで,インジケータ機能があるだろう,と思っていました。
ただ,確認しようにも,残念ながら,CXA1657MとCXA1758の規格表が入手できません。
困ったな....
ただ,米国向けのSRF-42が同じICの組み合わせで,サービスマニュアルを入手することができました。
すると......
SRF-42のAMステレオデコーダ回路
同じサービスマニュアル中のCXA1657Mのブロック図
CXA1657Mに,ST INDというピンがあるではないですか!。ラッキー
ところが,このピン,どうもステレオインジケータではないようです。
SRF-A300では,この#12のピンは基板を確認したところ,GNDに接続されています。
と言うことはオープンコレクタか,と思います。これだったら,このオープンコレクタがonのときに外部から電流を吸い込むので,LEDを接続できるはずですし,使わないときはGNDに接続しても,ICは故障しないはずです。
と考えて,実際に配線してみたのですが.....。
ダメでした
確かに,バンド切替SWをAMにし,モードをstereoポジションにしてみると,このLEDが点灯するのですが,点きっぱなし
FMにしたり,モードをmonoにすると消えるので,配線は間違っていません。
残念ながら,このCXA1657MというICのST INDという#12ピンは,"AMステレオを受信する準備ができました" と言うだけのピンのようです.....
はつかりがっかり。
SRF-42のCXA1758には,#4ピンにINDというピンがありますが,残念ながら,これを利用するのもダメなようです。
と言うのも,CXA1758は同期検波用のICで,このピンは内部のPLLが動作し,VCOがロックしたことを示すインジケータのようで,ラジオとしては,ステレオであろうが,モノであろうが,局に同調してVCOがロックすると点灯するので,ステレオインジケータにはならない,と思います。
残念ながら,結論として,ソニーのデコードICにはその機能はないようです。だから,ソニーのAMステレオラジオにはインジケータがないのです。
残念ながら,ステレオインジケータは失敗でした.....
なんとか,リベンジしたい,と思います。
2023年9月14日追記
今日,とうとう阪神タイガースが優勝しました
いや~~よかったです
クソ巨人 破って甲子園で胴上げ,なんて最高でした
早速,改造後のSRF-A300でAMステレオで録音しました。
ちょっと録音はノイジーですけど,選手の方は全然打たんしあかんな~,やはりAMステレオはいいですね~。
セラミックフィルタも広帯域のものに交換したので,オリジナルとは全然違う音質です。最後の表彰式の女声アナウンスなんて,いい音でしょ。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
PCのラインイン入力を使って録音しました。
それにしても次,阪神が優勝するときはニッポン放送もAMステレオどころか,AMやめちゃってるだろうな......
2023年10月2日追記
ちょっと,▲の阪神優勝の時はノイジーだったので,今朝,ニッポン放送の開始放送を録音しました。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
Enyaの曲が美しいですね~。君が代を流すのは民放ラジオではニッポン放送だけのようです。
できるだけ長く,AMステレオの音が聴けるようにお願いします。
2023年11月5日追記
とうとう,阪神タイガースが38年ぶりに日本一になりました
iruchanはちょっと怖くて,とてもTVは見ていられないので,ずっとニッポン放送を聴いていました。
4回のノイジーの3ランホームランは本当に値千金でした。
といふことで,けふは六甲おろしをSRF-A300で録音したので,お届けします。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
ソニーSRF-A300のAM広帯域化&ワイドFM対応改造ほか~その1:セラミックフィルタ&ダイヤルバックライトLED交換~ [ラジオ]
2023年9月3日の日記
残暑お見舞い申し上げます。それにしても暑いですね~~
ただいま,ワイドFM受信中。バックライトも明るくしました
iruchanもすっかり夏の間はぐったりで,なにもする気がせず,ブログの更新もできませんでした。地球はもうすでに,point of no return(もう引き返せない点)を通り過ぎてしまった,と思います。将来どうなることでしょうか.......
さて,先日,実家へ行って,ソニーのSRF-A300を聞いていたら,ちょっと故障気味なので持って帰ってきました。
症状としては,
電源SWをoffにしていても,音が聞こえる.......
マジかよ.....
それこそ,誰もいない部屋でラジオが鳴っているのを聞いたら,真夏の夜の怪談 って思っちゃいますよね......
これ,よくあることで,電源SWの接触不良で,接点が微妙にoffにできず,多少,抵抗値を持っていても導通してしまっている状態,です。
そのほか,たまにTVが夜中に突然,onするっていう恐ろしい怪談 もありますのでご注意ください。
怖っ~~~
TVの場合,たいていはリモコンの電池が古くなってきて,電圧低下して誤動作している場合が多いです。
と言うことなんですが,ソニーのSRF-A300もいずれ,ワイドFM対応改造をしよう,と思っていたし,他にもやりたいことがあったので,この際,修理ついでに改造しちゃいます。
☆ ☆ ☆
ソニーのSRF-A300は1993年10月,ソニーが発売した,AMステレオ対応スピーカーつきポータブルラジオです。
AMステレオ放送は1992年3月に始まっていますが,当初,ソニーはSRF-M100やSRF-AX51Vなどを発売しましたけど,いずれもヘッドホンで聴く,と言うラジオだったので,本格的なスピーカーつきラジオを待っていました。
iruchanは速攻で1台買いました。
何より音がよいし,AMステレオにも対応しているので,愛用しています。FMは76~90MHzで,日本の従来のFMバンドラジオです。
惜しいのは,TV 1~3ch.にも対応して,108MHzまでだったら,ワイドFMにも対応していたのですけどね.....。
残念ながら,AMステレオはもはや風前の灯火で,国内ではニッポン放送,ラジオ大阪,和歌山放送がやっているだけになりました。
TBSなんかは大相撲中継なんかもやっていて,NHKで聴くより断然,臨場感がよく,とてもよかったのですけどね....。TBSは2011年にAMステレオから撤退しています。
それどころか,とうとう2028年には民放各局はAM放送から全面的に撤退するようで,2027年以降はNHK以外はごく一部の民放がAMバンドに残るだけ,と言う状況になりそうです。
ラジオ大好きなiruchanはとても残念なんですけど.....。
さて,SRF-A300ですが,音がよいのにとても感心しているんですが,まだちょっと不満が残っています。
なにより,ミョ~~に図体が大きいのもちょっと残念で,ソニーにしては図体が大きすぎます。ソニーだったら,米国向けのSRF-A100くらいのかっこよい小さなラジオを発売してほしかった,と思います。
大相撲中継もステレオでやっていたし,ポータブル,据置両方で使える,ということで高齢者向けに大きくしたようです。PLLシンセじゃなくて,アナログチューニングなのもそのためのようです。AC100Vが直接使えるようになっているのもこのためか,と思うんですが,必要だったのか......電池とACアダプタでよかったんじゃ,ないでしょうか。
また,音がよいと言ってもAMについては,iruchanは少し,不満を持っていました。
例の狭帯域病です
日本のAMラジオって,アジア各国の強力局からの妨害がひどいため,帯域幅が異常に狭くなっています。特に,1978年11月に,アジア地域の置局間隔が9kHzに変わってから余計ひどくなりました。帯域幅±3kHzなんてラジオも多く,高音がまったく出ないため,「AMは音が悪い」というイメージが定着する原因にもなっています。
SRF-A300はAMステレオ対応,と言うこともあり,広帯域のセラミックフィルタを使っているようですけど,これでもまだ狭い,と思っています。もう少し高音が出てもいいのでは,と買ったときから思っていました。
今回,分解するついでに,もっと広帯域のセラフィルに交換してやろう,と思っています。
さらに,
ダイヤルにバックライトがついていて,暗いところでチューニングするのに便利なんですけど,これが暗い
緑色のLEDを使っていて,ダイヤルが緑に光るようになっていますが,かなり暗い。
まあ,当時は青色LEDも発明されていないし,LEDはありましたけど,まだ輝度が低く,暗いです。
ソニーのチューナーはどれも確かに,バックライトが暗く,iruchanが持っているST-5000Fなんて点いているのか分からないくらい,暗いんですが,SRF-A300も暗いので,最近の高輝度LEDに交換したい,と思います。
最後にもうひとつ。
AMステレオ対応,って言っているのに,AMステレオのインジケータがありません......
ソニーのAMステレオラジオはどれもついていなくて,SRF-M100もついていません。かろうじて,米国向けのSRF-42だけはAMステレオ時に同調用のLEDが明るく光るのですが,これくらいです。
せっかくのAMステレオラジオなのに,なんでステレオインジケーターがないんでしょ。
ということで,iruchanもずっと昔から疑問に思っているので,この際,ステレオインジケーターをつけられないか,検討することにしました。
さて,まずは分解。
図体がミョーに大きいことが幸いし,分解は簡単です。⇒と印のついた場所のプラスねじを全部外すと簡単にケースが離れます。電池箱の中にも1本,ありますので,ご注意ください。
プリント基板は両面基板で,上面にはパワーアンプのCXA1522Pがつけられています。
下面にラジオ関係のICがついています。
フロントエンドはCX20111で,AMステレオデコーダはCXA1657MとCXA1758が使われています。後者はシールドで覆われていて,見られません。
ただ,残念ながら,CXA1657MとCXA1758のデータシートは見つかりません。ステレオインジケータがつけられるかな.....。ちょっと,困ったな.....。
セラフィルはムラタのSFP-450Gでしたが,残念ながら,iruchanが持っている当時のムラタのデータシートに記載がなく,詳細な規格は不明ですが,末尾の文字は帯域幅を表していますので,Gということは-6dB帯域幅で±4.5kHz以上,ということを表しています。
う~~ん,やっぱまだ狭いよな~って思いました。
AMステレオ用としては,SFG-450Dと言うのが有名で,AMステレオ開始時に秋葉原でなんとか入手可能でしたので,iruchanもエレキットのJE7514や自作チューナで使っています。これは帯域幅は±10kHzです。これに交換するとかなり音がよくなるはずです。
幸い,ピン間隔も同じで,簡単に交換できます。
次に,ダイヤルライトも交換しておきます。
オリジナルは小型のリードタイプの緑色LEDです。非常に小さく,当時,最小のLEDではないか,と思います。
ただ,取り外して調べてみると,やはり暗~~い
現行の高輝度LEDに交換しよう,と思います。
ただ,こんなに小さなLEDは今じゃ,表面実装のものばかりです。はんだづけできなくはないですけど,何かいいものはないか,と秋月のWEBを見ていたら,いいものを見つけました。
驚いたことに,形状がソニーのオリジナルとぴったりなんですが,驚いたのは輝度。12000mcdです。
最近のLEDはとても明るくて,逆に明るすぎて苦労するくらいですが,それでも輝度は1000mcdくらい。こいつは一桁違います。最初,何か間違っているんじゃ,と思いました。同じ形状の赤や青だと4200mcdなので,どうも緑色は非常に明るいLEDが作れるようです。
台湾OptoSupply社のLEDですが,リード線もついているし,何か便利そうなので,他に白色も買いました。
やはり非常に明るい~~
ソニーのオリジナルのは9V電池と1kΩの抵抗を直列に入れた状態で,これでも点灯しているかどうか分からないくらい,暗いです
左はまだソニーのオリジナルのLEDです。これくらい輝度が違います。30年でこれだけ進歩したのか.....と。もっとも,オリジナルは東芝製だと思いますが,新しい方は台湾製ですけどね.....
反対にOptoSupplyのは明るすぎるくらいで,SRF-A300は▲の写真から分かるとおり,直列に220Ωが入っていますので,これを2.2kΩくらいにしないと明るすぎるか,と思いましたが,面倒なのでそのままLEDだけ交換しました。
結果オーライですけど,これで十分明るく,また,明るすぎる,と言うこともない感じなので,このままにしました。
オリジナルの状態を撮り忘れましたけど,それこそ,点灯しているかどうか分からないくらい,暗かったです。
やっぱ,非常に明るい~~
思わず,
♪ 明る~い○○○○○,明る~い○○○○○,
みんな~~,うちじゅう~~,なぁ~んでもソニー~~......♪
っと。
この歌が歌える人はもう相当なおじさん,おばさんだと思います。よく,水戸黄門見ていたな~~。やっぱ,水戸黄門はiruchanは東野英治郎なんですよね~~(古っ!)。西村晃は許せるけど,里見浩太朗や石坂浩二は許せないな~~
iruchanはソニー党で,昔から○○○○○の製品はもちろん,真空管や半導体は嫌いなので,ラジオやオーディオ,TV,HDDレコーダはすべてソニーです
この状態で,ラジオを聴いてみましたが,やはりAMはセラフィル交換しただけあって,びっくりするくらい,非常に音がよくなりました。冗談じゃなく,FMと遜色ない音質です。
ちょっと長くなりましたので,ワイドFM化工事はまた次回,とさせていただきます。お読みくださいまして,ありがとうございました。