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Garrard 301のオーバーホール~その2~ [オーディオ]

2022年11月22日の日記

restored Garrad 301-2.jpg 無事に帰ってきました.....

前回,英国の業者に送ったところまで,でした。

日本で修理する業者さんもあるんですけどね......。でも,値段は結構するし,それにパーツは結局,英国から輸入しているはずだし,下手すると修理もその業者に送っているだけじゃないか,と言う気もします。

普通はひと月もあれば修理してきれいに塗装し直して送り返してくれるのですが,結局半年かかりました...[雨]

なにより,どうにも連絡がつきませんでした。何度メールしても返事は来ないし,と言う状況で,まいりました。

おそらく,こっちのメールを見ていないんだろう,と思いました。

ということは今の時代,セキュリティソフトで迷惑メールになっている可能性もあるので,そう問い合わせても,そのメールは当然,見てない,と言う感じで,コミュニケーションに苦労しました。

どうも会社のメールアドレスに送るとダメ,と言うことがわかったので,相手の個人的なメールアドレスに送って連絡がつきました。

と言うことで,迷惑メールの話もしたのですけど,ITには詳しくないらしく,メールソフトの設定変更もできない様子。

さすがに,iruchanはそれこそインターネットすらない時代からレコードや真空管なんかを個人輸入していますけど,こういう経験は初めてです。かえってインターネットになって,面倒なことになった,という訳でしょうか。このGarrard 301は手紙でやりとりしてドイツから購入したものです。

まあ,iruchanの職場の人間もまったくITに疎い人が多いので,こんなものか,と思いますけど。うちの職場じゃ,Wordすら満足に使えない人がいます......。箇条書きとか,段落番号なんて言っても, "?" って人が多いです。

8月末に返送されてきました。

仕上がりは見事で,シャシーの左手前部分が曲がってへこんでいる部分があったのですが,溶接して修理してくれたようです。

各レバーや小さなばね類,アイドラーは新品に交換され,モータも分解して清掃,注油してくれたようです。

モータはiruchanもうっかりしていて,注油を忘れていたので,すっかりスラスト玉軸受が錆びていたようです[台風]

モーター軸受.jpg モーター軸受1.jpg 

 モータ軸受です。げっ!   ベアリングも交換して給油してくれました。

どうも水が入ったらしく,軸受が錆びていました。新品に交換し,注油してくれました。

蛇足ですけど,この部分も含め,ターンテーブルのシャフトなどの油はなにがよいのか,と思って聞いたら,「オレは3-IN-ONEを使っている。高価なオイルはバカだからやめろ」とのこと。

3-IN-ONEって何? って思ったら,米英で売られているエンジンオイルのようです。そういや,よく見かけますよね。

下手するとスクアランなんかの高級オーディオ用オイルを使う人がいるかもしれないけれど,こういう安い油で十分だそうです。iruchanも同感。そういえば,昔の "Audio Accessory" かなにかで,Mobile1を使う,と言う人がいましたけど,自動車用オイルで十分なようです。3-IN-ONEには電動モータ用,なんてのもありますから,今度,アメリカかどこか行ったらスーパーで3-IN-ONE買ってこ,と思いました。

リンク類はすっかりカドミウムメッキが剥がれ,錆びていましたが,メッキを剥離し,防錆処理してくれました。

restored Garrad 301.jpg とてもきれいです。


restored Garrad 301-1.jpg リンク類はクロム酸処理されています

防錆処理と言っても,クロム酸処理でしたけど.....一部の業者さんはクロムメッキをしてくれるようです。

ただ,クロムメッキも,自転車がそうですけど,やっぱ錆びますよね。

クロム酸処理というのは重クロム酸液に浸して表面に六価クロムの被膜を作る方法で,一番安い処理です。

ただ,正直,これが一番,さび止めにはよい方法ではないかと思うのですが,いかがでしょう。

プレート類もリベットを外して磨かれていました。

さて,ということでいよいよ配線してレコードを.....と思ったのですけれど.....。

なんと,ターンテーブルを回すと,キーッと鋭い音がします[台風]

慌ててターンテーブルを外してみると....。

pulley & eddy current brake.jpgブレーキ円板とプーリー

渦電流ブレーキの円盤が馬蹄形の永久磁石と接触しているようです。

まあ,この渦電流ブレーキの円盤がずれちゃったと思いますので,ねじを緩めて固定し直せばOKのはずです。

でも,この渦電流ブレーキの円盤を止めているイモねじはインチ!

もちろん,iruchanはGarrard 301は英国製なので,インチねじであることは想定していていて,以前,amazonでインチの精密六角レンチを買っておりました。

ところが.....。

どうにも六角レンチがあいません。

ほぼ3mmのねじですので,インチねじだと#4(1/8")のはずで,とすると六角レンチは対辺1/16"のはずですが,はまりません。

逆に,その下の1/20"だとゴソゴソです。

困ったな......[台風]

ただ,よく見てみると,この円盤は新品。取り替えてくれていたようです。

とすると,最近の英国製のはずだから,ねじはISO(mm)のはずです。

実際,相手に聞いてみたら,たぶん,1.5mmとのこと。なんだ,最初からそう言え! って感じです。英国から発送する前に,プーリーのことを聞いたりしていたのですけど,"Screws are inches." と言っていたのに.....。そんなこと,百も承知ですけど,新品の部品はISOねじでした。

と言う次第で,ようやくISOの六角レンチで締めて完了,のはずですけど.....。

まだありました。

何と,プーリーまでずれていて,▲の写真を見ていただくとわかるんですけど,アイドラーの接触位置が45回転になっています[雨]

こちらは単にマイナスねじなので少し緩めて位置をあげて固定してOKです。

あとはストロボを見て,渦電流ブレーキを調整して33 1/3回転にあわせればOKです。

         ☆          ☆          ☆

さて,ようやくこれでレコードが聴けます。

Xanadu.jpg 1980年発売のアルバム "Xanadu" です

今日は,オリヴィア・ニュートン=ジョンを聴いてみませう。

残念なことに,彼女は8月8日にがんで亡くなっています。今年は神田沙也加さんも亡くなり,9月8日には敬愛するエリザベス女王も亡くなり,本当に残念です。

ということで,オリヴィアのレコードを聴いてみます。やっぱ,Xanaduでしょう[晴れ] 

iruchanが昔,買ったレコードです。

ELOとのコラボでミュージカル映画を作りましたけど,楽曲は最高でした。彼女は英国出身で,カントリー音楽主体に活動していましたが,これでひと皮むけて人気爆発,という状況でしたね。


う~~ん,やっぱレコードで聴く "ザナドゥ" もいいですね~[晴れ]


とても懐かしく聴けました。レコードも30年以上,経っているんですけど,ノイズもなく,いいですね~。

では。


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ソニーSACDプレーヤ SCD-XE600の修理 [オーディオ]

2022年11月19日の日記

このところ,いろんなものを修理しています。この前はPanasonicのシェーバーの充電式NiCd電池を交換しましたし,その前の週は,嫁はんや娘の自転車のスポーク交換やパンク修理をしました。

今日はソニーのSACDプレーヤ SCD-XE600の修理をします。2004年の発売ですから,もう20年近く経つのですね。

値段は37,800円ですから,SACDプレーヤとしては破格の安値でした。ほかは10万円以上,と言うところですよね。

ということからか,どうもこのところ調子が悪く,トレイがなかなか開きません。

これ,CDプレーヤでよくありますよね~~[雨]

実を言うと,本務機? は1994年発売のソニーのCDP-XA5ESなんですけど,こっちの方がずっと古いのに,いまだになんとも問題ありません。古い方のが丁寧に作ってあって,問題ないのか....。

原因はトレイ駆動用のプーリーについているゴムベルトが伸びちゃったんです。

昔のCDプレーヤだとこの部分はプラギヤで駆動しているのですが,どうもコスト低減のためか,ずいぶん前からゴムベルト式になってしまい,そのうちゴムが伸びてトレイが開かなくなります。

本機も半年くらい前からスムーズにトレイが閉まらなくなり,モーターがウンウン唸った末,なんとか閉まって再生がはじまる,と言う具合で,いずれ完全に動かなくなるだろう.....とは思っていました。

案の定,先月,起動してみるとトレイをうまく収納しませんし,なんとか収納できてもCDを再生できません。

トレイがちゃんと規定の位置まで移動せず,センサーが収納完了という信号をマイコンに送らないようです。

昔はこのセンサはリミットスイッチの機械式でしたけど,今はどうなっているんでしょうか。

と言う次第で,ゴムベルトを交換したいと思います。

まずはフタを外して観察します。フタを止めているのがタッピンねじというのに驚かされますけど......。締め付け時に金属くずが内部に入ることがあるので,普通,精密機器には使わないですよね.....[雨]

SCD-XE600 内部.jpg 内部です。スカスカ....[雨]

残念ながら,フタを外したくらいではゴムベルトは見つかりません。

困ったな~,と思ったのですが,再度,電源を入れてトレイを開けてみて判明。

トレイを少しずらせばトレイすぐ下にありました[晴れ]

これなら簡単。最初はCDドライブ自体を外して底部にあるのか,と思いました。それだと厄介です。

とはいえ,これでも結構面倒。

よく見ると,ゴムベルトがついているトレイ側のプーリーにはピニオンがついていて,それでトレイ側のギヤを駆動しているのでギヤが邪魔で,このギヤを外さないとゴムベルトが外せません。

もちろん,トレイが外せないことにはそのギヤもゴムベルトも外せません。

それで,まずはフロントパネル外しちゃったのですが.....その必要はありませんでした。

よく見てみると,トレイをいっぱいまで引き出すと,ドライブのプラシャシーにストッパがあり,そこにぶつかってそれ以上トレイが前に出ないので外れないようになっているのですが,トレイにあるレバー状の部分を持ち上げてやればトレイが外れました。

SCD-XE600トレイストッパ1.jpg 

  ↓ 部分のストッパにぶつかるので,のように,レバーを少し持ち上げます。

SCD-XE600 pulley.jpg ゴムベルトがユルユルです[台風]

あとは簡単。

例の邪魔なギヤ▲は引っ張るだけではすれました。

ゴムベルトセット.jpg amazonで買ったゴムベルト

     ゴムベルトを外して交換します。

iruchanは事前にamazonで,40本入りの何種類も入ったゴムベルトを買っていました。

本来はラジカセ用らしく,元のソニーのよりずいぶん細いですけど,まあ,使えないことはないでしょう。

SCD-XE600 pulley1.jpg ちょっと心細いかも.....。


SCD-XE600 オリジナルベルト.jpg 

 オリジナルは□1.4mmで,φ42mmくらいのようです。

まあ,ゴムベルトの交換のしかたはわかったので,またいずれ,もう少しゴツいベルトに交換することにしませう。

       ☆          ☆          ☆

無事に直ったので,CDを聴いてみませう。

Let it go 四季.jpg

劇団四季のアナと雪の女王を嫁はんと見てきましたよ~~~[晴れ]

もう~~大感激!! 本当に素晴らしかったです。

エルサがノース・マウンテンに向かう途中,変身しながら歌う,"Let it Go~ありのままで~" はアニメの松たか子さんも本当に素晴らしかったですが,劇団四季の谷原志音さんも素晴らしかった~~[晴れ]

とはいえ,実を言いますと,iruchanが見に行ったのは去年の12月末......。そう,神田沙也加さんが亡くなった直後のことでした。それで,とても涙なくしてみられなかったんですけど.....[たらーっ(汗)]。チケットはずっと前に取っていたので,まさかこんなことになるとは思いもしませんでした.....。

最初に,ちびアナとちびエルサが出てくるともう涙が出て止まりませんでした。

たくさんの子供たちが変装して見に来ていたのがかわいかったです。なぜかみんなエルサの格好しているのはなんででしょ。ご丁寧にもみんな髪の後ろを束ねてエルサみたいにしているのがかわいかったですけど,髪が少ないし,短すぎるので,どう見ても弁髪.....[雨]

おまけに,嫁はんにシークレットチャームを買ってもらいましたけど,9種類あって,アナかエルサだとよかったんですが,2種類しかないオラフ.......[雪]

よりによってなんでこいつを引くんだよ......[台風]

アナと雪の女王.jpg すごかったです。

この劇団四季版サントラもすごくよいです。多少,オリジナルのディズニーアニメと歌詞やメロディーが違うので,最初は戸惑いますが,歌もどれもよいです。音質もよいです。

ようやくSACDプレーヤも直ったし,久しぶりに聴きました。


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Panasonicシェーバーの電池交換 [電子工作]

2022年11月3日の日記

ES4820P.jpg

このところ,嫁はんや娘の自転車のスポーク交換やパンク修理をしています。

ようやく一段落ついたので,ほっと......したいのですが,また壊れました。

今度はPanasonicのシェーバー。いくら充電してもウンともスンとも言わなくなりました。残念ながら,充電できない場合は寿命です。

本体にニッカド電池のリサイクルについて注意書きがありますので,充電池はニッカドのようです。

残念ながら,充電式の電池には寿命があり,最大充電回数が決まっていますし,また,困ったことに長年充電せずに放置していると死んでしまうことがあります。特に,最近はやりのリチウムイオン電池は充電せずに0Vまで放電しちゃうと死んじゃいます。過放電というのですが,困ったものです。

と言う次第で,修理に持ち込んで,電池の交換が必要です。

でも,iruchanが使っているシェーバーはES4820Pというやつで,2009年に買ったものです。

まあ,普通なら買い換えなんでしょうけど.....。

iruchanはそれほどヒゲが濃い方じゃないし,普段は風呂でカミソリ使っているので,本機はほとんど使っていません。状態もきれいだし,捨てちゃうのはもったいない。

と言う次第で,電池を交換することにします。

幸い,電池は鹿児島のでん吉さんで売っていました。495円でした。ありがとうございました。

ES4820P-2.jpg

  ポチッと注文。4日ほどで届きました。

昨日届いたし,今日は休みなので,早速,朝から取りかかります。

驚いたことに,ニッカド電池はリサイクルが必要なので,説明書に分解図が載っていて,簡単に分解できました[晴れ]

ES4820P分解図.png説明書に載っている分解図です。

分解しても修復は可能でした[晴れ]

さて,分解します。

本体カバーのねじを外し,外刃フレームを外すとねじが2本あるので,どちらも#0のドライバーで外します。

ここからはかなり面倒。内刃を動かすためのリンク機構はまるで鉄道模型並みの精密さです。ヘタにバラして部品なくしたりすると動かなくなるので要注意です。

モーターの横に単三くらいのニッカド充電池がありますが,基板裏ではんだづけされているので,30W位のはんだごてで外します。

ES4820P-1.jpg 内部です。

ES4820P-4.jpg はんだづけを外します。

続いて新品のニッカド充電池をはんだづけし,組み立てて終了です。電池の極性にはくれぐれも気をつけてください。間違えると大変なことになります。古い電池はリサイクルに出します。なんせカドミウムが含まれているので有害です......[台風]

ES4820P-3.jpg 新品の電池をはんだづけしました。

    これで無事に直りました。

なお,ニッカド電池に限らず,充電式の電池は保存するときの残容量が決まっていて,ニッカド電池もある程度,充電した状態で保管する必要があります。また,ニッカド電池はメモリ効果があり,ちょっと充電しただけ,と言うのを繰り返すとその容量しか使えない,と言う現象がありますので,ご注意ください。また,使用開始時は,まずフルに充電しないといけません。

説明書には8時間以上,とありますので,まずはフルに充電します。

スイッチを入れてみるとブーンとモータが回転し,きちんとヒゲも剃れますので,内刃もちゃんと動いているようです。

これでひと安心です。買い直さずに済みました[晴れ]

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自転車の修理~パンク,スポーク,チューブ交換~

2022年10月31日の日記

このところ,たて続けに自転車を3台ほど修理しました。

パンク修理は前からやっていましたけど,今回はチューブの交換とスポークの交換にも挑戦しました。

☆パンク修理

パンクの修理は,もちろん,道具が必要ですけど,▼の100円ショップのパンク修理用品で十分だと思います。パッチが数枚と,ゴム糊,タイヤレバーが入って100円はお得です。タイヤレバーはプラ製でちょっとチャチですが,十分な強度があります。

タイヤレバーを2つ使って,タイヤを外し,チューブを引っ張り出して自転車屋さんがやるように,少し空気を入れてバケツに張った水で空気が漏れている個所を見つけます。

ただ,タイヤにしっかり空気を入れて,しばらくは何ともなくても,翌朝にはタイヤがしぼんでいる.....というスローリークの場合は見つけるのが厄介です。ほんの針の穴みたいな穴が開いているだけなんですね.....。

穴あき個所を見つけたら#100位の粗いサンドペーパーかけてゴム糊を塗って,パッチを貼ればOKです。

硬い床か,かなとことプラハンマーか木製ハンマーでパッチを貼ったところをたたいておくとよいです。カナヅチは避けた方がよいと思います。1回,失敗しました.....カナヅチだとヘタすると逆に穴開けちゃいますので....[曇り]

iruchanはこのあと,1時間ほど放置してチューブを元に戻しています。自転車屋さんはすぐに入れちゃいますけど,問題ないですね。

素人がやると,どうもダメで,すぐに空気を入れるとダメです。

パッチ.jpg プラハンマーで圧着? します。

☆チューブ交換

パンクしすぎてパッチだらけになったり,そもそもチューブが破裂して数cmもの開口部ができたらチューブを交換するしかありません。

ホームセンターへ行くと,ママチャリどころか,結構,高級なスポーツ用のチューブなんかも売っているので,楽です。700円くらいでしょうか。

自転車用チューブ.jpg こんな具合にチューブだけ売っています。

折りたたみ自転車用で, 20×1.50~20×1.75用です。リム径×タイヤ幅(ともにインチ)なんですけど,インチは分数で表すので,本来なら20×1 3/4~20×1 1/2用と書くべきですけど,こうは書いていません。ママチャリだと,たいてい,20×1 3/8なんですけど,なんでこう,バラバラな表記なのか,イラ立ちますね[雨]

おまけに,20×1.50と20×1 1/2は数値としては同じだけれど,互換性はないそうです。もう,いったい,どうなっとるんや!

1台はチューブが破裂していたので,交換しました。

これ,前輪なら簡単なんですけど.......たいていはチューブが破裂するのは後輪だから厄介なんですよね.....[台風]

前輪だったら,タイヤをリムごと外してさっきのタイヤレバーでタイヤをこじってやるとタイヤが外れます。

前輪だと,スパナは対辺14mmのものが必要です。

一方,ど~ゆ~理由なのか,わかりませんが,後輪はスパナは対辺15mmのものが必要です。なんでこんなことになっているんでしょうか。そもそも,市販のセットとして売られているスパナの場合,11,12,14mmと来て,次は17mmまで飛んでいるのが普通です。対辺15mmのものは別に買ってこないとダメなんです。困ったな.....[雨]

Proxxon 14, 15 wrench.jpg monotaroでこんなスパナ売っていました。

PROXXONに14と15の組み合わせのレンチがありました。国産のKTCやTONEはこんな組み合わせじゃないので,これは助かります。残念ながら対辺サイズはシルク印刷で,そのうち消えてしまいそう.....[曇り] 

でも,まあ,自転車修理なんてするくらいだけなので十分だと思います。普通なら2本いるのに1本で949円だったし,よかったです。

モンキーレンチを使う人もいるかと思いますが,iruchanはモンキーはけがのもとなので,使わないことにしています。

という次第で,後輪のチューブ交換は大変です。おまけにヘタに外すと元に戻せなくなります。

いろいろネットを見て勉強させていただきました。

まず,すべてのワイヤーを外し,チェーンまで外さないと後輪は外せません。

ブレーキやギヤチェンジのワイヤーを外します。自転車にあるボルト類はたいていM6なので,対辺10mmのスパナで用が足ります。

まずはブレーキやギヤチェンジのワイヤーを外します。

ブレーキ'.jpg ドラムブレーキ周辺です。

ブレーキはキャリパーブレーキと,ドラムブレーキの2種類が多いですが,どちらもボルトはM6のようです。

タイヤ交換の場合,キャリパーブレーキの方が楽です。電車のディスクブレーキのように,制輪子? が車輪のリムを挟む構造になっています。これが開いていても,タイヤがつっかえるので,ワイヤーを外さないとダメです。

自動車と同じ,ドラムブレーキの場合は,ブレーキ留め具を外します。

また,チェーン引きというU字型の部品がフレームの端についているので外します。これはチェーンのたるみ調整用なんだそうですけど,車軸の向きを調整するのもこれです。

上記どのボルトもM6です。

あとで,気がついたのですが,これらのブレーキ留め具やボルトの位置をマジックで印つけておくと便利です。

次に,ギヤチェンジがついているとさらに厄介です。

ギヤシフト周辺.jpg ギヤ側です。

  ギヤチェンジ用のワイヤはうまく隙間があって,外せるようになっています。

ここは写真を見るとわかりますが,普通のスパナじゃなく,ボックスレンチの方が便利ですね.....。

最初,iruchanは,ハンドルのシフトレバーを分解してワイヤーを緩めないとダメか......と思いましたが,よく見てみると,後輪のところでワイヤーを外せるようになっていて助かりました[晴れ]

あとは,例の対辺15mmのスパナで後輪を留めているボルトを緩めます。

チューブの交換は前輪と同じです。

☆スポークの交換

これはもっと厄介で,前輪は在姿の状態で交換できますが,後輪は車輪を外さないと難しい......と言うより,外しても面倒なんですけどね......[雨]

自転車修理工具類.jpg スポーク交換用の工具です。

これも専用工具が必要。さらに,ニップル回しとか,スポーク回しと呼ばれる工具を買っておかないといけません。

それだけでなく,実を言うと結構スポークって,長さが非常にシビアなので,カットするスポークカッターが必要です......[雨]

さすがにiruchanはスポークカッターなんて買わずに,もとから持っていたワイヤーカッターで代用しましたけど.....。

違いは,切る向きです。

ワイヤーカッターは工具をスポークに直角に当てますが,スポークカッターはスポークの向きに合わせてカットします。

もし,後で述べるように,スポークがニップルのお尻からはみ出たときはスポークカッターで切れますが,まあ,ワイヤーカッターでも,そうなった場合,また一度,スポークを外して切ればよいだけのことです。

以前,iruchanはワイヤーカッターを買ってあったので十分でした。残念ながら,さすがにニッパーではスポークは切れません。

次の問題はそもそも,何mmのスポークがいるのか......ということです。

太さの方はママチャリだとたいていは#14のはずです。φ2mmのはずですが,長さは正直,規格で決まっているのか....。そもそもママチャリだとタイヤ径は26インチのはずですが,26インチの自転車でもスポークの長さは何種類かあるようです。

困ったな.....[雨]

結局,手っ取り早い話,どれか1本抜いて調べる方がよいです。

どういうわけか,iruchanの嫁はんの自転車の前輪だけ,大量に錆びてしまっていて,交換するので錆びたヤツを1本抜いて,長さを調べたら282mmでした。自転車のタイヤはリム径×タイヤ幅ということでインチ単位で表し,ママチャリの場合,26×1 3/8というタイヤでこの長さのものが多いようです。また,タイヤ側面にタイヤの種類は書いてある.........のですが.......。

タイヤのゴムが劣化して読めない場合も多いんですよね.....[台風]

26 1-3/8ママチャリ.jpg 読めへん.......[雨]

なんとか,かろうじて26×1 3/8であることはわかりますけど.....。

ところが,娘の自転車は同じサイズなのに,スポークは272mmです。どうして10mm短いのか.....[雨]

と言う次第で,やはりスポークは1本抜いて調べる方が手っ取り早いです。

スポーク(アサヒサイクル).jpg アサヒサイクル製スポークセット

そこで,monotaroを調べるとぴったりのがありました。アサヒサイクル製36本入りで,ニップルまでついていて,たったの559円でした。

ステンレス製買うと非常に丈夫だし,錆びないのでいい,と思いますが,結構高いですし,このアサヒサイクルさんのはとても品質がよく,安くてもよいものだと思います。

スポーク回し(抜く).jpg ニップル回しで外します。

←→はスポークを外す向きです。雌ネジを回すので,普通のねじと逆になります。▲の写真で,右側を手前に回します。

でも,自転車の場合,スポークはまったく同じものを買っても,微妙に車輪のリム径が異なり,やはり切って調整しないとダメ,と言う場合があります。

ニップルを突き抜けて,チューブにスポークが接触するとチューブがパンクします。

そうならないよう,一応,リムフラップとよばれる平べったいゴムのリングが入っているのですが,これが本当にうすいさちよ!

うすいさちよ.jpg このおばさんです。常に薄幸を嘆いています[雨]

せいぜい t 0.5くらいしかなく,スポークが簡単に突き抜けちゃいます[台風]

せめてt1.5くらいあるとパンクしない,と思うんですけどね.....。

と言う次第で,スポーク交換後はお尻を確認して,スポークが突き抜けていないことを確認しておきませう。

リムフラップ.jpg 
    スポークが長いと切らないといけません。
 
スポークがニップルのお尻からはみ出ていないか,チェックします。

余談ですけど,自転車部品はamazonでは買わない方がいいと思います。中華製の怪しいものばかりで,品質も不安ですし,何よりスポークは長さが本当にシビアなんですが,ぴったりという長さのものは売っていない,と思います。

monotaroだとビックリ。ずらりとスポークがリストアップされていて,助かりました。ちなみにmonotaroだとリムフラップも売っています。

錆びもなくなり,嫁はんは上機嫌でした......[晴れ]

ただ,嫁はんのママチャリは国産大手のB社製なんですけど......。

なぜか,錆びたスポークは全部前輪[台風]

後輪はまったく錆びていません。

スーパーで買ってきた,安物の自転車なので,おそらく,荷重が厳しい後輪は高級品,前輪はそれほど荷重がかからないので低級品,と使い分けているんだ,と思います。

う~~ん,なんだかなぁ~~。

1円でもコストを下げたいのはわかりますが,さっきのリムフラップ同様,どうにも自転車というのは簡単に故障するようになっているような気がしてなりません。そもそもなんで今どきゴムチューブに空気入れてんのか....フォークリフトなどはこんなこととうに止めて,ウレタン樹脂使ったノーパンクタイヤですよね。

交換はかなり手間取りますが,これで,ようやく嫁はんのママチャリのスポークを一気に24本も交換しました。

スポーク回し.jpg なんでこんなに錆びるんだよ......[雷][雷]

  一番上はアサヒサイクル製の新品です。ぴったり同じ長さです。

また,iruchanは嫁はんと同じB社製の折りたたみ式自転車を使っていますが,タイヤは20インチ(20×1.75)で,スポーク交換はさらに厄介[雨]

スポーク自体は192mmと短いです。太さは同じ#14でした。

ただ,以前,amazonで買ったやつで修理していたのですが,どうにも品質が悪く,すぐに折れるし,なにより黒塗装のタイプで,格好悪いので,この際,全部,アサヒサイクルさんのシルバーのスポークに取り替えました。

後輪を外して取り替えたので,比較的やりやすかったですが,朝9時に始めて修理完了まで昼飯はさんで4時間かかりました......[雨]

ブレーキユニット側が大変ですが,反対側のスプロケットにスポークを通す穴が開いているので,これを利用します。iruchanはこれに気づかず,かなり苦労しました.....[雨]

スポーク入.jpg ブレーキ側はスプロケットに穴があります。

車輪外しちゃうと,▲みたいに楽なんですが,これでも大変苦労します。

といって,これに気がついたから,と言ってまだ難行苦行なんですけどね......[雨]

スポーク交換後'.jpg 無事に交換できました。

このあとの公式試運転の結果は良好でした[晴れ]

☆ブレーキグリスの注油

ブレーキユニットのところの写真をご覧になるとわかりますが,グリスの注油口があります。

ついでなので,ここにグリスを注油しておきます。これが切れるとブレーキをかける度に,キー,キーうるさいです。そういや,iruchanの折りたたみ自転車はブレーキ時にすごい音がすることがありました[台風]

簡単にラジオペンチで注油栓を外せるので,モリブデングリスを注入します。

モリブデングリスは高荷重,高熱部分に使用するグリスで,二硫化モリブデンが入っていて,色が黒いです。

ドラムブレーキ用には,シマノのローラーブレーキグリス,というのが純正品なんでしょうけど......ちょっと高いですよね~。

100g入りで1,000円以上しますし,かといって100gもあっても使い切れない......。

と言う次第で,iruchanは手持ちのタミヤのモリブデングリスを使いました。これなら10gで300円ほどです。

量は,シマノの説明書読むと大量にいる,と言う感じですが,ほんの少しでいいはずです。入れすぎると後ろから漏れてくるらしいです。もったいない。

グリス注入1.jpg 少し注入しました。

タミヤのは模型用。チューブ入りで,使いやすいです。ブレーキかけても非常に静かになりました[晴れ]

☆ハンドルグリップ交換

これも長年使っているとゴムが劣化してねちゃねちゃしたり.....キモー[曇り] 亀裂が入ったりしますので,交換します。

結構面倒で,力もいりますが,抜くときはカッターで切っちゃえば早いです。

入れるときが大変ですけど,中性洗剤入れた水をしみこませてはめれば簡単です。サラダ油使う,という人もいらっしゃるようですけど.....。

monotaroでエルゴタイプという形のを使いました。

中性洗剤.jpg 洗剤混ぜた水をかけてからはめるとよいです。

       ☆          ☆          ☆

ようやくこれで自転車も修理できました。無事に公式試運転? も完了しました。

でも,自転車の修理も結構しますよね。iruchanの住んでいるところだと,パンク修理だと1,000円くらい,チューブ交換で2,700円,タイヤ交換だと5,000円,と言うところです。スポークの交換はお願いしたことはありませんので,修理代はちょっとわかりません。

自分でやれば材料費は数百円~2,000円くらいなので,やってみる価値はあると思います。


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サブミニチュア管DCプリアンプの製作~その6・調整編~ [オーディオ]

2022年10月22日の日記

サブミニ管DCプリアンプ.jpg こちらも完成間近です[晴れ]

コロナ禍のため,ずっと家にいる生活を続けてきて,その間,プリアンプを4台製作中ですけど,どれもほぼ完成に近づきました。

こちらのアンプは今年2月以来です。ようやくケースに入れて基板を取り付け,周辺の配線をしました。ケースは奥澤のRE-2Uを使いました。サイズは430(W)×60(H)×150(D)mmです。

iruchanは横着なことに,電源一体型で作っています。これで雑音の問題が出ないのか......ちょっと心配ですけどね。

オシロの波形を見る限り,問題なさそうです。特に,金田式真空管DCプリはハムが出る,ということが問題になっていますけどね。

さて,早速,特性を測定してみます。

☆EQアンプ

うまく特性が取れましたけど....。

EQアンプ特性3.jpgEQアンプ特性です。

低域に大きな偏差のピークがあり,2dBくらいあります。それに,100Hzくらいから下はかなりずれてしまっています。

困ったな......[雨]

さて,どうしてこんなに低域の偏差が大きいのか.....。

金田氏の記事(No.174 MJ '03.12)を見ても同様で,Spiceのシミュレーション結果━━を見ても同様ですので,iruchanの問題ではなさそうです。

原因はオートトラックレギュレーター(ATR)のDC検出用LPFの時定数不足です。このカットオフが高すぎて,EQカーブに影響が出ている,と言う状況です。SAOCを採用した,IVC型EQアンプも同様です。

ここは,6.8MΩの抵抗と,0.1μFのV2Aコンデンサを使い,ミラー効果を利用してLPFを構成しているのですが,カットオフが高すぎるようです。

もともとはNo.145(MJ '97.3)に解説がありますけど,33000pFのSEコンを使っていましたので,容量が増えています。「さらに低い周波数までフラットにしたければ0.1μFにするとよい」と書かれているので,金田氏も認識はしておられるようです。

ただ,0.1μFでもまだ容量が小さいようです。

と言う次第で,LTspiceでシミュレーションしてみると,このコンデンサはもっと大きな容量のものが必要なようです。

また,どうにもch.Lは低い方にずれていて,これはこれで問題。

どうもATRが動作してない,感じです......[雨] 

どこかでイモはんだか,はんだブリッジが発生しているかもしれません。

また,高域もプラス側にずれていますが,これはEQ素子の3.6kΩのせい。

NF型EQアンプの欠点として,この抵抗がないとNF100%となってしまい,超高域で発振することがあるため挿入してあるのですが,この抵抗のせいで,高域の偏差が大きくなってしまいます。

そこで,LTspiceで0Ωにしてみました。

EQアンプ回路.jpgシミュレーション回路

57026AK5と同特性なので,モデルは6AK5で代用すればいいのですがダメ。なぜか,transient analysisで解析してみると電極電圧がおかしい。初段のプレート電圧は10Vくらいになっちゃいます。しかたないので,6AU6で代用しました。これだと金田氏の記事や,iruchanのアンプの電圧,電流がほぼ一致しました。

2SK170のドレインと2SA872Aのコレクタに入っている0.1μFは0.47μFに増量します。また,1kHzのゲインは50dBくらいにしたいので,初段の5702のカソード抵抗は160Ωにしたいと思います。

EQアンプ特性4.5.jpgSpiceのシミュレーション結果

Spiceでのシミュレーションは1kHzでのゲインは51.6dBで,低域,高域ともに最大偏差は0.2dBほどになりました。

サブミニ管DCプリアンプ内部.jpg 内部です。

電源トランスはオランダに発注したトロイダルトランスで,英国製です。真空管とカップリングコンデンサは旧ソ連製。ブリッジDiは1960年代? ドイツ製の高圧セレンです。こう書くと高そうですけど,どれも安いです。

ボリウムは往年のVIOLETです。安くてもとてもいいボリウムを作っていました。Tr類はほとんどメタルキャンにしました[晴れ][晴れ]

金田氏はレベルシフトにモールドの2SA1967使っていますが,iruchanはモトローラのTO-5 2N5416を使っています。音がいいかどうか.......まだわかりません[曇り]

☆フラットアンプ

こちらの方はいつも通り,100kHzまでフラットで良好な特性でした。ch.Rだけ,高域に少しピークがありますけど,発振してませんし,この程度のピークなら,無視することにします。

ただ,なぜか,ch.Lとch.Rで3dBほどゲイン差があります。

何かおかしいですけど.....これも無視することにします(爆)。

FLATアンプ特性.jpgフラットアンプ特性

         ☆          ☆          ☆

と言う次第で,再調整となってしまいました[台風]。つづきはまた次回,です

サブミニ管DCプリアンプ1.jpg パイロットは3個つけました[晴れ]

左から順番に,AC100V,ヒータ用DC12V,高圧表示のLEDで,100Vレギュレータの出力です。DCはリップルフィルタやレギュレータを通っていますので,ゆっくり点灯します。真空管にも優しいですね[晴れ]


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鉄道の日に寄せて..... [紀行]

2022年10月14日の日記

鉄道の日ですね~~[新幹線]

今年は鉄道150年,ということでいろんなイベントが開かれていますね。

残念ながら,iruchanはもう重いカメラ抱えて遠いところまで行く元気はないんですけど,この前上京したので,大好きなお弁当を買ってきました。

☆チキン弁当

iruchanが上京して帰りにいつも買って帰るのはこれか,シウマイ弁当。鉄道の日,と言うことでどちらも復刻版が出ています。シウマイ弁当の復刻版は以前,買いました。

チキン弁当.jpg ケースがいいですね~[晴れ]

  まさか,中身は1964年10月製じゃないですよね........[雨]

昔はこんなのだったのか......って感じです。おかずも驚き。ポテトチップスが入っているのはすぐわかりますが,あとはなんと.....ガリでした。今はスモークチーズが入っていますね。

チキン弁当1.jpg

    ちょっとビックリ。フライドチキンに寿司のガリとは.....。

酸っぱいし,寿司が大好きなうちの娘もさすがにこれは食べません。昔の子供はこんなの食べたのか.....。

それに,ポテトチップスだって,どうしても湿ってしまうし,美味しくないはず。

とはいえ,iruchanも記憶がありますけど,昔はポテトチップスなんて一般的じゃなくて,じゃがいもはコロッケ以外はみそ汁か,茹でて醤油をかけて食べるくらいのもの。揚げて塩をかけて食べる,と言う習慣はなかったし,お菓子としてもカルビーが袋入りで売り出したのはずいぶんと後だったような.....。そもそもマクドが開店して全国でこれを売り始めるまでは一般的ではなかったように思います。

そもそも今どきの若い人はマクドはずっと前からあった,と思っているんじゃないでしょうか。

マッカーサー今どきの若い子はこいつも知らないか....が開店したわけじゃなくて,1号店は1971年開店です。

ということで,ポテトチップスというのが当時は非常に珍しかったのではないか,と思います。

そういや,フライドチキンだって,ケンタが1号店を開店したのは1970年のことなので,この頃はフライドチキンなんて言わずに, "唐揚げ" だったはずですよね......。

どうしても欲しい駅弁だったので,ネットで予約してゲトしました。どうもありがとうございました。

ただ,新幹線の車内で食べましたけど,残念ながら,N700S......[台風][台風]

N700S.jpg つまんねーヤツだな.....(チコちゃんの声で!)

0系 だったらいいのに......とiruchanは思いました。

☆静岡駅

東海軒お弁当.jpg やっぱ,0系 だろ.....[晴れ]

静岡駅でも定番の幕の内弁当が復刻版になっていました。ホーム下の2Fの売店でゲトできました[晴れ]

この駅弁はとても懐かしい思い出があります。

学生時分,お金がないので,よく,大垣夜行で上京して都内で鉄をしたり,秋葉原で部品を買いに行ったりしましたけど,静岡駅に真夜中に停車すると,ホームで売っていました。

下りの場合はどうだったか,覚えていないのですが.....。

大垣発の340Mの静岡停車は1時半頃なので,遅い夜食でした。下りの345Mはもう1時間遅い時間の停車だったと思います。

東京駅に着くとまだ4:40で,秋葉のお店が開くのはずっと先で,山手線を一周して時間を潰してもまだ先,ということでクタクタに疲れた思い出があります。東京駅地下には温泉があって,入ったのもいい思い出ですが,とうになくなってしまいました......。

東海軒お弁当1.jpg 懐かしいお弁当。わさび漬けが珍しい。

う~~ん,コレコレ!って思っちゃいました。久しぶりです[晴れ]

それにしても民営化され,後継の "ムーンライトながら" も廃止されて久しいですけど,鉄道の夜行列車がなくなったのは非常に残念。つい最近もバスの事故がありましたけど,安全な鉄道の夜行列車がない,と言う状況はおかしいです。欧州へ行くと,夜行列車がまだたくさん走っているのですけど....。

☆三島駅

残念ながら,桃中軒さんの営業開始時刻が遅く,その上,東海道新幹線では多くの駅でホーム上の売店が閉店しているので,買えませんでした。

☆小田原駅

過去,一度もこの駅の駅弁は買ったことがなかったので初めてですけど,とても美味しい駅弁でした。掛け紙がとてもよいです。

東華軒上等辨当.jpg 上等辨當。いいですね~~[晴れ]

東華軒上等辨当1.jpg シューマイが入っているのは神奈川県だから?

おかずはちくわ,焼き鮭,鳥そぼろでした。

☆大船駅

iruchanは魚が大好きなので,押し寿司を買ってきました。あじの押し寿司でした。

お志すし(大船駅).jpg お志寿し。地図に要塞司令部許可済とあるのがビックリ[雷]

海軍工廠や首都防衛のため,三浦半島周辺は軍事基地ばかりでしたしね.....。ヘタにこの辺で鉄をしていると憲兵に連れて行かれますね.....。

お志すし(大船駅)1.jpg 小さいお寿司だけど,結構お腹いっぱい。

美味しいお寿司でした。iruchanは鯖寿司が好きでよく食べますけど,ほかには駅弁だと敦賀駅の小鯛のお寿司が好きなんですけど,あじの押し寿司は初めて食べました。


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金田式CR型超シンプルプリアンプの製作~その5:EQカーブと録音用バッファアンプ~ [オーディオ]

2022年9月19日の日記

超シンプルCR型プリアンプ.jpg ようやく完成です。

前回から半年が過ぎました。ようやく電源もテストが終わり,ケースに基板を収めて完成させたいと思います。

もとは,MJ '97.3月号のスーパー・サーキット講座No.15に掲載された回路です。一応,単行本にも転載されていますが,DCアンプシリーズとしては発表されていません。

よほど金田氏はCR型がお嫌いなのでしょうね。本機も回路や特性は掲載されていますが,完成した写真が載っていませんし,試聴会でも公開されたように思えません。

また,最近のIVC型イコライザでも,途中でしばらくCR型無帰還タイプを発表しておられましたが,再び,最近は2段差動NF型に戻っています。

と言う次第なんですけど,iruchanはCR型の音のよいことに気がついたのと,また,MJ '91.9月号掲載のNo.122 "オールFET スーパー・ストレートプリアンプ" の回路(NF型)がほとんど同じなので,CR/NF型切り替え式で作っています。うまくいけば,1台のプリアンプでCR型,NF型EQの音の違いが確かめられますね.....[晴れ] 

ところが......。

前回までに基板をチェックし,f特なども測定し,無事に動作することを確認したのですが......。

よくあることなんですけど,いざ,ケースに収めて入出力のシールド線を配線するとうまく動かない,なんてことがあるんですけど,やっぱり今回もしっかりドツボにはまってしまいました......[台風][台風]

CR/NF型の切替は6回路2接点のロータリーSWで配線しましたが,やはり非常に面倒。どこかで間違えているようです。イコライザアンプなのに,オシレータの信号周波数を高くすると,どんどん振幅が大きくなったり,フラットだったり,信号が出たなかったりして大変でした。

超シンプルCR型プリアンプ(iruchan)2.jpg全回路図

      ピンクはオリジナルとの変更点です。

まあ,しっかり配線チェックしてない方が悪いんですけどね。

でも,ロータリーSW回りの配線はゴチャゴチャで,配線するだけでも大変なので間違えてしまったようです。

と言う次第で,なんとか,CR型,NF型ともにきちんとイコライザーカーブが出るくらい,ちゃんと周波数が高くなると振幅が小さくなって,10kHzで-13dBくらいになることをオシロで観測するところまで来ましたけど......。

ところが,どういうわけか,ch.Rとch.Lで10dBくらいゲイン差があります。ch.Rが1.6Vくらいの出力が出るのに,ch.Lは1Vくらいにしかなりません。

おっかし~~~な~~~[雨][雨]

なかなか原因がわからず,2週間が過ぎてしまいました。

ようやく原因判明。

初段のソースには,2N5462の定電流回路を入れてあり,ゲート~ドレイン間に抵抗を入れて初段FET 2SK43の電流を決めています。

金田氏のオリジナルはここには抵抗が入っていなくて,0Ωになっています。

ところがこれではどうしてもオフセットが0にできなかったので,iruchanは47Ωを入れていましたが,ch.Lのほうは0Ωのままでした。

これに気がついて47Ωを入れたのですが,どうもパターンがショートして0Ωのままだったようです。

見つけてみれば,なぁんだ,という不具合ですけど,見つけるまで大変でした。

ようやくこれで正常動作[晴れ]

        ☆          ☆          ☆

今度は,EQアンプの出力にバッファアンプを入れたいと思います。

この頃の金田氏のプリアンプはMC専用プリということなので,CDを聴くことは考えていません。

iruchanはCDやFMも聴きたいし,ハイレゾも聴きたいので,入力を切り替えたいのですが,金田氏の原設計のままでは無理です。

というのは,普通,CR型イコライザアンプは,アンプを2台用い,1台目と2台目の間にCRのフィルタ(EQ素子)を入れる構造になっていますが,金田氏の設計はこちらにあるとおり,2nd.アンプを省略し,フラットアンプと兼用する回路になっています。これはそもそもMC専用だからできる構造ですよね。

この場合,EQアンプとフラットアンプの間に切替SWを入れることも,録音出力を入れることもできません。

なんとか,レコード以外の場合は,ロータリーSWでイコライザとは切り離せるので,何とかなるのですが,ただ,この場合,2段目(フラットアンプ)のバイアス設定用の抵抗を挿入する必要があります。これがEQアンプの負荷になってはマズいので,EQアンプの負荷とは別に,個別に入力端子に抵抗を入れる必要があります。▲の回路図で100kΩがそれです。なお,これがない場合,2段目のバイアスが加わらず,大きなオフセットが出ます。

しかし,録音出力はどうしても無理です。

録音出力を入れると,レコードの録音の場合,録音機器の入力インピーダンスがEQ素子のあとに入ることになり,イコライザカーブが狂ってしまうからです。

プリアウトから録音する,と言う手もありですけど,信号レベルが大きすぎるし,ボリウムで音量が変わってしまうのも困りもの。

ということで,しかたなく,録音用にバッファアンプを入れることにします。

とはいっても,オールFETのディスクリートとする元気はありません。

そこで,LF356Hを使ってOPアンプによるボルテージフォロアにしました。残念ながら,ここはやはり入力インピーダンスの関係で,バイポーラ入力OPアンプは不可です。LME49720Hだと音がよいだろう,と思うのですけどね。

LF356Hはiruchanお気に入りのOPアンプで,中国Lepai社のデジアンLP-2024Aの改造の時にも使っています。

やっぱり,メタルキャンのOPアンプは違うんですよね......。1970年代にナショセミが出した,最初のJ-FET入力OPアンプですけど,iruchanもあとでNF型のEQアンプやパワーアンプを作って遊んでいます。

今回,仏SGSトムソン製のTDC0156CMを使いました。ナショセミのLF156Hのセカンドソースです。同社以外のLF356Hをつかうのは初めてですけど,これはLF356Hの広温度領域版で,LF356Hが推奨使用外気温度が0~70℃なのに対し,LF156Hは-55~125℃となっています。

う~~ん,おそらく軍用だろうな.... Aérospatialeのエグゾセミサイルなんかに使っていたのかも.....。いや,エグゾセは空対艦ミサイルだから,そんなに温度範囲は広くなくてもよいはずだから,ICBM用かな.....。成層圏飛んでいるときはこんな温度のはずだし.....。

ICBMで,モスクワ狙っていたんだろうな.....いや,ひょっとしてフランス人のことだから,実はベルリンかロンドン狙っていたんだったりして......。エグゾセミサイルもフォークランド紛争の時にイギリスの駆逐艦沈めて大顰蹙でしたよね.....。

この前,ちょっとLF356Hの在庫が乏しくなってきたので,eBayでフランス人から買いました。10個買ったら,2個,おまけしてくれました[晴れ] 

Merci France!

回路はごく簡単なボルテージフォロアです。

buffer amplifier.jpgバッファアンプ回路図

buffer amplifier1'.jpg バッファアンプ基板

やっぱメタルキャンはいいな~~。製造は1984年と思います。

Vccが17Vと高めなので,3端子レギュレータを入れました。+側は東芝のTA78L15にしましたが,ぴったり15.0Vなのに驚き。マイナス側は部品箱から出てきた,モトローラのMC79L15にしましたが,こちらは-15.6Vくらいだし,TDC0156CMをつないだら-14.6Vに低下する始末。まあ,時代が30年ほど違うから,そんなものなのかもしれませんが....。

超シンプルCR型プリアンプ1.jpg 内部です。

        ☆          ☆          ☆

特性を確認しておきます。

特性はch. Lのみ示します。ch. Rも同様の特性でした。

【EQアンプ特性】

EQアンプの出力を▲のバッファーアンプ出力で測定しました。

Spiceのシミュレーション結果も示します。ほぼSpiceの結果に沿っているので,回路上も問題ない,と思います。

RIAA偏差iruchan EQ5.jpg

CR型はほぼ偏差もなく,OKかと思います。10kHz以上で乖離がありますけど,さすがにテストオシレータの出力が1mVくらいでは波形にノイズが乗っているため,これはネグってもよいかと思います。

ただ,NF型は問題。低域で2dBほどずれています。

う~~ん,これは困りました[雨]

これはEQアンプの裸のゲインが足りないためです。さすがにオールFETのため,ゲインが足りないようです。

バイポーラTrを使っていると,2段差動アンプなら120dBくらいはゲインがありますが,オールFETのため,本機の裸のゲインは80dBくらいです。低域でゲインの余裕が足りないようです。

【フラットアンプ特性】

flatアンプ特性.jpg

iruchanはいつもだと,EQアンプとフラットアンプの間にVRを入れて音量調整をしていますけど,今回,バッファアンプを入れたのと同様の理由で,ここにVRは入れられないので,金田氏がずっとやっているNF量可変方式にしました。

この場合,どうしても音量調整範囲が狭くなり,また,完全に音量を0にすることができません。

今回,iruchanは音量調整可変範囲は1.9~33.7dBとなりました。ミュートSWを設けていないので,完全に音量を0にすることができません。実際,使ってみて考えることにします。

なお,f特は-1dBでDC~300kHzとなりました。

と言う次第で,一応,完成したのですけれど,NF型EQは要調整です。また宿題が出ちゃいました......[曇り] 

          ☆          ☆          ☆
 
2022年9月24日追記
 
NF型イコライザですが,改良しました。
 
低域で,イコライザカーブからずれてくる理由ですが,裸のゲインが不足している場合が多いです。
 
残念ながら,▲のグラフにSpiceのシミュレーション結果を載せていますけど,2SK43のモデルは2SK117で代用していますし,2N54652N5462はLT社のモデルを使いましたが,ネット上に出ているモデルはいろいろあって,どれもバラバラです。
 
FETなので,IDSSが違うと特性も変わってしまうので当然ですけど......。
 
と言う次第ですが,一応,またSpiceで調べてみます。
 
無帰還時特性.jpg開ループゲインです。
 
Spiceで開ループゲインを見てみると,91.5dBあるので十分ですが,やはり実測してみると83dBくらいしかありません。
 
グラフがぐちゃぐちゃで驚いちゃいますけど,iruchanも開ループ特性は初めて測ってみました。オシロの輝線もフラフラと動いて非常に測定しにくかったです。
 
NF型EQは1kHzでのゲインをMCなので54dBにしましたが,それだと20Hzでは74dB必要なので,実際には10dB弱しか余裕がありません。
 
ということで,全体の閉ループゲインを下げてもよく,その場合は▼の100Ωを大きくすればいいのですけど,そうするとCR型の方も下がってしまうので,あまり具合がよくありません。CR型の方は1kHzのゲインが43.2dBと,メタルキャンTrを使ったスーパー・ストレートプリアンプ同様,MC型EQアンプとしては最低レベルです。
 
となると,別の一手として,EQ素子を少しいじって低域のNF量を減らすことにします。
 
EQ素子変更.jpg
 
RIAAだと500Hzのターンオーバー周波数を決める820kΩを1MΩにしてみます。幸い,ニッコームだと1MΩがあります[晴れ]
 
RIAA偏差NF spice1.jpgSpiceシミュレーション結果
 
Spiceだと大きく低域が持ち上がり,2dBほど上昇してしまいますが,実機は実測で,-2dBくらいになっているので,実機だとうまくいく,と思います。
 
NF型イコライザアンプの設計は難しく,特に,素子の値を決める式はいろんなものが提案されていて,簡略式と呼ばれるものもありますが,いずれも問題点として,裸のゲインが∞であることを前提としています。
 
実際には裸のゲインは無限大ではないし,本機のようにFETを使っていたり,特に,真空管式の場合はゲインがギリギリの場合が多いので,定数の決定は難しいのですが,上記の簡略式で計算を済ませてしまっている場合がほとんどです。なにより,MC型の場合はもっと条件は厳しいわけで.....。そのため,実際には完成後,実験で決めることが多くなり,このあたり,NF型イコライザアンプの難しいところです。
 
NF型イコライザアンプの設計については,黒田徹著 "基礎・トランジスタアンプ設計法" に詳しく載っています。
 
RIAA偏差NF(1MΩ).jpg実機の結果
 
うまくいきました。20~10kHzで最大偏差は±0.3dBといったところです。本来なら,ターンオーバーの抵抗はもう少し大きめで,1.1MΩくらいの方がよさそうですが,まあ,これならよいでしょう。
 
10kHz以上でずれてしまっていますが,数MHzのノイズが乗っているため,です。LF356Hのボルテージフォロアは規格表を見るとカットオフが10MHzにもなってしまい,広帯域過ぎるようです。100kHzくらいのLPFを入れておこうか,と考えています。
 
また,本機の開ループ特性を見るとカットオフは2kHzくらい。OPアンプとしてはごく普通のカットオフです。特に,本機は2段目にCissが185pFもある2SJ72を使っているので,第1ポールが非常に低くなっています。
 
OPアンプならば,100%NFBとしても発振はしないのが普通なので,これくらいカットオフが低い方が安定です。
 
金田氏はNo.122で,"いかに本機の安定度が高く,応用範囲が広いか,計り知れないほどだ。" といつものようにまたものすごく[雨] オーバーに書いていますが,これだけカットオフが低ければ安定なのは当たり前です。むしろ,安定している分,帯域が狭くなるわけで,NFBがなかったら実用化できない,半導体アンプの宿命みたいなものです。

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Garrard 301のオーバーホール~その1~ [オーディオ]

2022年9月11日の日記

大変申し訳ありませんが,本項のタイトルから誤解されるといけないので最初に書いておきますが,オーバーホールはプロの職人さんにお願いしました。

英Garrard社の301と言うターンテーブルに憧れていて,ずっと欲しかったので社会人になってしばらくして購入しました。

当時でもこのターンテーブルは高く,安いものでも7万円,高いものだと15万円,と言う感じだったと思いますが,iruchanはドイツから個人輸入しました。たった2万円ほどでした。

まだインターネットもないし,当時読んでいた米誌 "Vacuum Tuve Valley" に載っていた広告で知った業者だと思います。残念ながら,この雑誌,非常に内容が濃く,とてもよい雑誌でしたが,すぐに中絶してしまったのが残念です。

その後,キャビネットを英国の業者に頼んで作ってもらい,以来,20年以上,ずっと使っています。

もともとは英Garrardという会社は宝飾関係の貴金属製品を扱う会社で,英王室の王冠やティアラなども作っている会社です。

その後,1918年に第1次世界大戦が終結し,復員が始まると一般民生用の製品も手がけるようになり,特に西部のiruchanも行ったことのあるSwindonに工場を設置し,ゼンマイやモーターを作って時計や蓄音機の製造を始めたようです。SwindonにはGreat Western鉄道の工場もあり,技術者が多かったようです。

North Star.jpg Great Westerrn Museumにて

SwindonにはGWRの博物館があります。1837年にStephenson社で製造されたGWR第1号のNorth Starが展示されていました。ただ,この機関車,1926年に製造されたレプリカのようです。また,博物館もiruchanが行ったときは町中でしたが,今は移転して駅の西側にあるようです。

301 Transcription Motorは1954年に製造が始まります。アイドラー式で,ゴム製の大きな円盤を介してモーターとターンテーブルを回転させます。折から,ロングプレイのLPが登場し,それ用のプレーヤーとしてよく売れたのはご存じの通りです。

英BBCの制式プレーヤーとして採用されたのもご存じの通りです。

初期はグレーのハンマートーン仕上げになっていて,BBCのもこれです。

と言う次第で,日本ではグレーが人気があるのですが,これは潤滑がグリースで,メンテが大変なのと,プロ用なので酷使されているから避けた方がよい,とVTVにも書いてあり,iruchanは白にしました。これは潤滑がオイルです。

キャビネットは英語ではPlinthと呼ばれますが,日本で作ろうか,とも思ったのですが,英国で安く作ってくれるのがわかったので,注文しました。

ついでにここで落とし穴が......。

iruchanはドイツで301を買ったので......と言うことは周波数は50Hzです[雨]

iruchanは北陸に住んでいるので,60Hzなんです.......[雨]

困ったな.....と思ったら,その英国の兄ちゃんが60Hz用のプーリーも作ってくれました。

残念ながら,Platterとよばれるターンテーブル側面のストロボは50Hz用なので使えませんが,60Hz用のストロボディスクを載せて確認すると回転数調整用つまみのぴったり中央で33 1/3になり,非常によい出来でした。

その後,1965年に401が登場し,その頃製造中止になったものと思います。

Garrard 301-4.jpg iruchanのGarrard 301
  ところどころ塗料も剥がれてくたびれています。
 
Garrard 301-3.jpg モータ周辺

金属類は黄色い粉を吹いたように錆びています。また,すっかりリンクは固渋して動きません。
 
下にシャフトの軸受があります。これと,モータ下部の丸いフタを開けて注油することが必要です。奥の半円形の部品は回転数変更用のカムで,78,33 1/3,45回転に切り替えますが,リンクが固渋してもう,動きません[雨]

1969年には,松下が世界初のダイレクトドライブSP-10を発売し,BBCの制式機に採用されたのもよく知られていますね。

実際,Garrardの301はそもそもアイドラー式なんて原始的な回転機構ですし,内部も見てみるとあまりにも武骨なつくりで,モーターはシンクロナスモータと言えば聞こえはいいですが,隈取りコイルを持って疑似回転磁界を作って回転する隈取りモータです。これだったらDENONのACサーボモータの方がはるかに高級だし,扇風機だって進相コンデンサつきの誘導モータなので,こちらの方が高級です。回転数変換は機械的なリンクを用いてアイドラーとプーリーの接触位置を変えて行っていて,微調整に渦電流ブレーキを使っていたり,電源SWのon,off時に発生するショックノイズを低減するため,スパークキラーが使われている以外は電子的な回路はありません。

う~~~ん,さすがに英国は戦争に勝ったとは言っても,すでに技術的には日独の後塵を拝する状況だった,と言うことを実感するような作りで,まるで骨董品のように思えます。

でも,iruchanはずっとこの美しいデザインが好きで,憧れていました。これにSMEのアームをつけてSPUを使うと最高だろうな.....ってずっと思っていました。

さすがにOrtophoneのSPUは使いませんでしたけど.....。SMEの3007トーンアームも安く入手して使っています。

と言う次第で,ずっと20年以上使っていたのですが,さすがに重いので,実家に置いてあるのがネックで,やはり月に1回くらいしか使わなかったのが仇になり,何年か前から回転数切替のリンクが動かなくなってしまっていました[雨]

リンクが油切れで固渋しちゃっているんですね.....[雨]

早く注油しないと,と思っていたのですが,33 1/3回転で固定して(!)使っていました。

でもこんなこと長く放置していたらロクなことはない,と1月にターンテーブルのねじを緩めて外してみました。

案の定,リンクが固渋して,動きません。おまけに......。

何やら鉄製のリンクの表面に黄色い粉がびっしり.....[雨]

鉄が錆びていると考えても,色がおかしく,金色みたいな黄色みたいな色で,細かな粉を吹いたようになっています。

Garrard 301-1.jpg リンクは錆びています。

左上の方の四角い部品がスパークキラーで,これが容量抜けすると,on,off時にスピーカからショックノイズが出ます。iruchanのも昔は何ともなかったですが,最近,パチッと言うノイズがするようになりました。

黄色い粉については,ググってみてすぐに判明。

なんとカドミウムでした[台風][台風]

ええぇ~~~って思っちゃったのですが,妙に納得。

その昔,真空管式TVやラジオなど,鉄製のシャシーにカドミウムメッキが施してありました。もちろん,鉄のさび止め,と言う目的ですが,カドミウムだとはんだづけできたのも電子機器のメッキによく使われていた理由です。特に,TVやFMチューナだとニアバイアースということでシャシーに直接,はんだづけしてGNDに落とす必要があるので,TVのシャシーはカドミウムメッキしてあることが多かったのです。

他にも,iruchanが持っているTrで,NECの2SA653など,表面が妙に黄色いものがありますけど,これは金メッキじゃなく,カドミウムメッキです。

2SA653, C1161.jpg カドミウムメッキの2SA653とコンプリの2SC1161

まともな? 2SA653も持っているのですけど,今,手許にありません。

もちろん,カドミウムは腎臓障害などを引き起こし,有毒です。日本ではイタイイタイ病などの公害問題を引き起こしました。現在ではRoHS指令を初めとして,いろんな規制で使用禁止となっています。

おそらく,iruchanの301は鉄表面が酸化し,カドミウムメッキが剥がれてきているんだと思います。昔はこんなことになっていませんでした。

と言う次第で,結局,このせいでプロの業者にオーバーホールを任せることにしました。

リンクはカドミウムメッキを剥離し,防錆処理をして業者によっては再メッキしてくれるようです。ばね類やアイドラーなどのゴム製品も新品に取り替えてくれますし,モーターも分解して清掃,軸受の交換もしてくれます。シャシーももとの塗装を剥離して再塗装してくれるので,新品同様になります。まあ,iruchanもそう今後,長生きするわけじゃないし,死ぬまでレコードを聴きたい,と思っているので,オーバーホールすることにしました。

Garrard 301-2.jpg アイドラー周辺

アイドラー支持の金具はすっかり錆びています。銀色の板はアルミ製の渦電流ブレーキで,右下の馬蹄形の磁石でブレーキをかけ,回転数を微調整するようになっています。モータ軸についているプーリーは50Hz用と60Hz用があります。もちろん,▼のストロボも周波数によって違います。

Garrard 301-6s.jpg 左下のコーナーがへこんでいます。

買ったときに,すでに再塗装してある,と思いましたが,どうも下地処理がまずく,簡単に塗膜が剥がれてしまいます。固定用のネジ穴周辺も塗料がはげてしまいました。また,買ったときから,どうも以前,落としたらしく,左下のコーナーがへこんでいました[雨]

これも直してもらって再塗装してもらう予定です。

日本でも業者さんはいますけど,本当に日本で作業しているのか不明だし,米国にも業者はあるのですが,再塗装の際に色が選べるらしく,ピンクや紫なんてのもHPに出ていますけど.....。さすがにこんな色にする気はないし,やはりアメリカ人はなにを考えているのか,まあ,ウランが核分裂する,と聞いて爆弾作っちゃうくらいだから,彼らの感覚はさっぱりわかりません.......[雨]

と言う次第で,iruchanは製造元の英国の専門業者にお願いすることにし,3月にEMSで発送しました。

EMSって,昔からよく利用していますけど,テロ対策か,最近は非常に手続きが面倒になっており,手書きの伝票は原則,受け付けてくれません。郵便局のHPで必要なデータを入力し,プリントアウトして郵便局へ持って行きます。

なんとか梱包して,3月に英国へ発送しました。直前に独裁者プーチンがウクライナに侵攻し,無事に着くかどうか心配しましたが,無事に英国に届いたようです。

では,しばらくさようなら......。

        ☆          ☆          ☆

9月8日に英国のエリザベス女王がお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます。

前々日にiruchanは英語を勉強しているので,BBCのニュースを聞いていたら,医者の進言で公務を休む,と放送しているので,もしかして,と思っていました。とても残念です。

本来なら,父親(ジョージ6世)は次男なので,王位に就くことはなかったはずですが,兄のエドワード8世が例の米国人のバツイチ女と結婚するため,退位したので,弟が継いだために王位に就くことになりました。

エドワード8世は王冠より愛を優先した,と美談とされることも多いのですが,親ナチであったことも知られています。話題の? ○○協会じゃなくて英国のナチ党の集会に出席したり,退位後,ベルヒテスガーデンの山荘に招かれてヒトラーとも会っています。

反対に,弟のジョージ6世は生まれつき吃音の障害があったにもかかわらず,それを克服し,開戦時の放送は感動的で,"英国王のスピーチ" という映画にもなっていますね。

開戦の演説というと,チャーチルの "I shall never surrender." が有名すぎて,ジョージ6世の演説はあまりTVでも流れませんけど,この映画を見ても,とても感動的で素晴らしい名演説です。

ジョージ6世は戦時中は国民を鼓舞し,ドイツ空軍の空襲があった際もバッキンガム宮殿を離れませんでした。

反対に,エドワード8世が在位していたら,あるいは英国が負けていたら......ナチの傀儡として担ぐ動きがあっただろう,と思います。イギリスのペタンはエドワード8世だったかもしれません。実際,ナチスドイツが勝利した世界を描いた,ロバート・ハリスの "ファーザー・ランド" (文春文庫・絶版)もそう描いています。

エリザベス女王はそんな父の姿をよくご覧になっておられたのでしょう。戦後の苦しい時代,国民に寄り添い,常に勇気づけ続けました。

iruchanは親英米派なので,女王を尊敬していたので,とても残念です。

あの時代,日本でも少ないとは言え,対英米協調派がいましたが,彼らの声はかき消され,社会から抹殺されました。正しいことはなんなのか,視野を広く持ち,世界の大局を見て物事を考える,ということがかつても,また,今ほど重要なことはない,と思います。


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ディスプレイポート問題について [パソコン]

2022年8月13日の日記

先日,職場のPCがリース期限が切れたので更新されました。

今までは国内E社のPCだったのですが,今夏からは米D社のものに変わりました。

iruchanはパソコン自作派なので,家のPCはずっとWindows95の頃からずっと自作で,メーカ製を使ったことはありません。確かに,1台目を自作するとメーカ製より高くなり,デザインもいまいちなのでメーカ製の方がよいと思いますが,2台目以降はケースやHDDなどの部品を流用できるので,安くできます。それに,最近はおとなりの赤い国のおかけでケースも非常にかっこうよいのが手に入るので,自作でもそうかっこ悪いことはなくなりました。

とはいえ,会社で自作のPCを使うことはできませんしね。しかたないので,あてがわれたものを使う,と言うことになりますね。

今回,D社製ということで嫌な予感がしていました......[雨]

どうにも黒を基調としたデザインが嫌いだし,何より安物! どうにもコストをケチった印象がして,あまりいい印象は持っていません。すぐに壊れると言う,H社同様,米国製共通の定評? もありますしね。

何より驚いたのはキーボード。少しこちらに書きましたけど,ペラペラの薄っぺらいキーボードで,ノートPCと同じ,パンタグラフ式のキーを使っていて,いかにも,ついてりゃいいでしょ,と言う感じの代物。

おまけに,F1~F12キーがFnキーと組み合わせていろんな機能がついている困りもの。確かに,ノートPCなんかこうなっていて,SPの音量調整や,モニターの切替なんかができるようになっていますが,デスクトップ機では不要なはず。おまけに,このおかげで左下のCtrlキーの横にFnキーがあって邪魔。Windowsボタンと間違えます。

まあ,このキーがCtrlキーの左にあって,一番左下のキーがCtrlじゃなくてFnキーになっているやつよりマシ35ですけどね......。

これ,本当に大迷惑。CtrlキーのつもりでFnキー押しちゃうので,大問題なんですよね~。

デスクトップなんだから,普通に日本語109キーボードつけてほしい。

もう,ひと目見ただけでこんなキーボード使う気がしないので,FILCOのメカニカルキーボードと交換しました。

おまけに,さらに驚いたのはビデオ出力がディスプレイポート,ということ。

ディスプレイポートはロクなことがないのは知っています。

ディスプレイポートだと4Kや8Kの画像も表示でき,リフレッシュレートが高いのでHDMIより高精細な画像が見られる,と言うのが売りですけど,普通に仕事用に24インチ程度のモニター使うんだったらまったく不要,だと思います。

おまけに,マルチディスプレイにはなんとか対応していて,もうひとつ,ビデオ出力がついているんですが,なんとVGA!

今どきVGAかよって気がしますけど......[雨]

デュアルディスプレイにする人もいるだろうから,それに,余ったモニターをつける人が多いから,VGAの方が便利か,と考えたのでしょうが,今どきVGAもないだろう,という気がします。

でも,あるだけマシかもしれません。iruchanもWEB会議は2台目でやって自分が関係ない話の時はメインのモニターで内職(本職?)してますしね.....内緒

で,まあ,なんとか2台目のモニターもつけて,Windowsやofficeの設定も終了し,メールも最近は自動でデータ移動もしてくれるので便利になり,まあ,大体,半日でほぼ旧PCの設定&データの引き継ぎもできました。

ついでに,WOLの設定やリモート接続の設定もできたので,翌日から在宅勤務再開! と思ったのですが....。

なんと,翌日,自宅からリモート接続してビックリ。

どうしても解像度がSXGA(1280×1024)にしかなりません。あまりに低解像度で,これじゃ,仕事になりません[雨][雨]

いろいろ調べてみると,この解像度は2台目のモニターでソニーのSDM-X73と言う家の余り物の古いモニターをつないでいたのですが,それの最高解像度のようです。

SXGA.jpg げっ!

   こんな解像度じゃ,仕事になりません.....[台風]

おまけに,どこを探してもD社のモニターが顔を出しません。

デバイスマネージャを見てみても,ソニーのモニターのみです。画面右下の "通知" ボタンをクリックし,表示をクリックしても,普通なら,2台つないでいるのだから,"拡張" や "複製" にすることができますが,"PC画面のみ" となっています。

display port認識状況1.jpg デバイスマネージャ

不具合のあるときの状況じゃなく,申し訳ありません。モニターの電源を切ると,この,DELL P2422Hというのが消えちゃいます。

おっかし~~な~~[雨]

D社のモニターはどこ行った? うっかり,昨日,コネクタを外してきたかって,思っちゃいました。

どうもWindowsでそのモニターが認識されてない感じです。デバイスマネージャにない,というのは明らかにそうです。

早速ググってみたらすぐに判明。

なんと,ディスプレイポートはPlug & Playに対応していて,モニターの電源offを検知すると,PCが認識しなくなる,のです。いらんことするな~~~[雨]

そりゃ,当たり前。デバイスマネージャにも顔を出さなくなるわけですし,デバイスの検索をやってみても,レガシーデバイスの表示をやってみても出てこないはずです。

しかたないので,こういうときの対策は....

モニターの電源を入れっぱなしにしておく

ということです。

しかたないので職場に電話して,親切な女性にモニタの電源を入れてもらったらすぐに高解像度(1920×1080)のFHDで表示できるようになりました。

そう,つまり,ディスプレイポート採用のモニターの場合,リモート接続時には電源を入れっぱなしにしておく必要があるのです。

う~~ん,なんだかなぁ~~って感じですね。

今これほど省エネが叫ばれているのに,電源入れっぱなしってあり得ないし,なによりPlug & Playって省エネが目的なのに,これじゃ本末転倒

おまけに,リモート接続のソフトによっては作業中の画面が丸見え,と言うことになるのも困りもの。うっかり疲れたからってネットサーフィンしてたらバレちゃいます.....[台風][台風]

まあ,さすがに,iruchanが職場で使っているソフトは今はWindowsのロック画面になっているようなので,この点心配ないようですが,それだって,同じソフトの以前のバージョンは作業中の画面が丸見えで,幸い,うっかりモニターの電源切り忘れて帰ったときは親切な同僚がメールで教えてくれたから助かったことがあります。

以来,必ず退社時にはモニターの電源を切って帰っていたのですが,これが今後はできない,と言うことになります。

他には,この問題に対応したモニターに買い換えることですが,会社のだと,実際には無理ですよね~。

iruchanは家ではソニーのやつが4:3で在宅勤務しにくいので,コロナが始まったときに長年憧れていた,EIZOのEV2360に買い換えました。明るく美しい画面と,普通より少し縦長の16:10というサイズもよいです。フレームレスでコンパクトだし,これはすでにこの問題には対応しているようです。さすがはナナオ。もう,EIZOと会社の名前も変えちゃったけど,iruchanはこの会社の製品が気に入っています。

そもそも,この問題,ネット見ると2017年くらいから発生しているようなので,D社もきちんと対応すべきだと思います。

ということで,いろいろ調べてみるといくつか対策があるようです。いつも世話になっている後輩がいろいろ教えてくれました。

まず,タダでできる対策としては,

レジストリを書き換えて別のビデオ出力の解像度を高くする。

ということです。

たいていはPCには2台,ビデオ出力があるはずなので,ディスプレイポートにつながっているモニターをoffにしているときでも認識する,もう一方の別のビデオ出力の解像度を高くします。

iruchanの場合はVGAポートにつないでいる,ソニーのSDM-X73の解像度がSXGAまでなので,1280×1024までしかできないので,これを書き換えてFHDで表示できるようにします。

ちょっとレジストリ書き換えるのは怖いですが,うまくいきました[晴れ]

☆レジストリの書き換え

タダでできる方法ですが,結構ハードルは高いです。

後輩に教えてもらった,こちらのWEBを参考にさせていただきました。ありがとうございました。

ただ,デュアルディスプレイにしていたり,接続しているモニターが違いますので,使用している環境により,かなりレジストリの内容は異なると思います。

書き換えるレジストリは,

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\GraphicsDrivers\

Configuration

ですが,この中は結構,混沌としています。

iruchanの場合,D社のモニターをoffにしていると,ソニーのSDM-X73が初期値として表示されるので,これの解像度を書き換えます。SNYというレジストリがありますから,これです。

PrimSurfSize.cx SONY modified.jpg

この,PrimSurfSize.cxおよびPrimSurfSize.cyレジストリを書き換えます。これがモニターの最高解像度を決めています。

表示が16進数なので,10進数にしてみると,案の定,値は1280になっています。

PrimSurfSize.cx.png

▲のように,1920にします。同様に,PrimSufSize.cyのほうも,1024に書き換えれば,FHDで表示できます。

iruchanが在宅勤務で使っているEIZOのEV2360は,画面サイズが縦に少し広く,16:10で,1920×1200ドットなので,PrimSufSize.cyを1200で書き換えればOKです。1024にしておくと,自宅のPCで上と下に黒いエリアができてしまい,最初はそんなものか,と思っていたのですが,1200にすると画面ぴったりで表示できて満足です[晴れ]

16:10だとA4 2枚がぴったりと画面に収まり,スクロールしなくても全体が見えて仕事がやりやすいです。さすがはEIZOと思いました。

さて,結果は.....。

ちゃんと設定のディスプレイのところをを見てみると.....。

SDM-X73画面解像度(ソニー).png レジストリ書き換え前

      最高解像度は1280×1024です。

SDM-X73画面解像度(registry書換後).png レジストリ書き換え後

         FHDが表示できます。

これで,ようやくFHDで表示できるようになりました。

☆ダミープラグ

ただ,レジストリを書き換えるのは結構危険ですし,また,かなり面倒です。タダでできちゃうのは魅力ですけどね.....。

もうひとつの方法は,

別のビデオ出力にダミープラグを差しておく

と言うものです。つまり,ダミーのプラグを差しておいて,パソコンをだましちゃおう,と言う作戦です。

iruchanは,早速VGAのダミープラグを作ってみました。

皆さん,すでに作っておられるようです。

D-SUB 15ピンオスのコネクタを買ってきて,#1~#6,#2~#7,#3~#8ピンに50~100Ωくらいの抵抗を接続する,と言うものです。

VGAビデオ出力のR,G,Bのアナログ出力にダミー抵抗をつなぐ,と言うわけです。

VGA ダミープラグ配線.jpg配線図

VGA dummy plug1.jpg こんな風に抵抗をはんだづけします。

D-SUBコネクタはハンダ面から見た図です。wikipediaの図は嵌合面から見た図ですので,ご注意ください。

VGA規格ではこれらのポートの出力インピーダンスは75Ωのようですから,75Ωを接続するのが正しいのですが,iruchanは75Ωの手持ちがなかったので,100Ωをつないでみました。

VGA dummy plug2.jpg

もちろん,自作じゃなく,amazonあたりでダミープラグ,と言うものを売っているので買ってもいいと思います。でも,VGAのダミーで1,000円以上するようです。

ほかに,HDMIやDVIなどのダミープラグもあるので,2つめのビデオ出力がHDMIやDVIでも可能です。

ディスプレイポート用のダミープラグ,と言うのもあるようですけど,これって,買ったところで,メインのモニターがディスプレイポートだけ,と言う場合は,退社する度にプラグにいちいちつけ替えなきゃいけませんね....[雨]

そういうこともあろうかと,中継器みたいになっていて,ダミープラグの後ろにさらにディスプレイポート用ケーブルをつないでおくこともできるようになっているものもあるようです。

どういうわけか,VGA用のダミープラグが一番高いようです。

自作すると,300~500円ってところでしょうか。意外にD-SUB 15ピンのコネクタって高いんですよね。名の通ったメーカだと400円以上するようです。

で,iruchanはamazonで中国製5個入り653円ってやつ買いましたけど,これは失敗[雨]

すぐに届いたのはいいけれど,来てみてがっかり。いかにも安物ってやつ。やはりomronやミスミなどのメーカ品を買う方がよいです。なにより日本メーカ製のものはピン番号がモールドしてありますけど,amazonのは印字してなくて,規格を調べないといけませんでした.....[台風]

さて,実際につないで確認してみます。

無事にダミープラグをつないでもデスクトップが表示されますし,プラグを抜き差しすると,きちんと切り替わっているようなのでOKのようです。

ところが......

これで大丈夫って思ったんですが,よく見てみるとアイコンがないし,壁紙だけ表示されています[台風]

はは~~ん,おそらくデュアルディスプレイとしているので,画面が "拡張" か,セカンドモニターが表示されているのだな,と思ったのですが.....。

画面右下のツールバーにある,"通知" ボタンが表示されていません。これじゃ,画面モードの切り替えができません。

が~~ん[雨]

でもググってみて,判明。

こういうときはWindowsボタンとPを押すと画面モード切替ができます。

デスクトップ(ダミープラグ付)1.jpg

    ようやくモニター切替ができました。

今度はWindowsのディスプレイの設定で,プライマリディスプレイをいつものD社のモニターにし,セカンドディスプレイをダミープラグを差しているVGAにしておけばOKです。

       ☆         ☆         ☆

それにしてもやってみて本当に大変。相当パソコンに詳しい人でないと難しいと思います。

結局,これだったらディスプレイポートのモニターの電源を入れっぱなしにしておく,と言うのが一番無難な対応かと思います。でも,リモート勤務中に,作業内容が丸見えでも知りません。

はっきり言って,ディスプレイポートの電源について,省エネのため,Plug & Playに対応させればいいや,って考えた人は何にも考えてない人ですね。あまりにも浅知恵と思います。製品の規格を考える人はありとあらゆる事態を考えて,また,いろいろ自分でも実験して確認しながら決めるべきです。


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モノラルレコード用CR型イコライザーアンプ(EQアンプ)の設計と製作~その5:ロータリーSW交換 [オーディオ]

2022年8月10日の日記

SRRM342800.jpg ロータリーSW交換しました。

皆さん,暑いですね~~[晴れ][晴れ]

くれぐれもお身体ご自愛ください。

さて,iruchanはこのところたまってしまった工作関係を片付けることにしました。

まずは2年前に完成したモノラルLP用EQアンプの修正から.....。

ナショセミの超低ひずみメタルキャンOPアンプLME49720Hを採用し,極めて音のよいEQアンプだと思っています。

ただ,ひとつ問題が....[雨]

EQカーブの切替用に,ALPSの基板取付タイプのロータリースイッチSRBM149501を使ったのはいいのですが,残念ながら接点切替がオープンタイプ。

これ,接点を切り替える際に,瞬間的に回路がオープンになってしまうタイプです。

そのため,切り替える度にSPからブツっと大きなショックノイズが出ます[雨]

対策としては,数MΩの抵抗で接点を接地すればよいのですけど,これだとEQカーブに影響が出ちゃいます。

しかたないので交換します。

ところが,もう,ロータリースイッチといってもオーディオに使えるのは同社のM型くらいしかないんですね.....。

いつも使ってはいるのですが,ちょっと大きすぎるのと,結構,チープ過ぎる感じがいやです。

とはいえ,同社のY型はとうにありませんし,何より改めて探してみるとショーティングタイプはこれだけです.....。

基板用のものがあるとこういう機器に便利なんですけど,市販されている基板用は全部,オープンタイプ。

なんとか,3回路4接点のものに交換しました。

基板との接続は10pのピンヘッダ&ケーブルを使いました。ここは外せるようにしておくと何かと便利だと思います。

SRRM342800-1.jpg ピンヘッダケーブルで接続しています。

ようやくロータリーSWを交換しました。

            ☆          ☆         ☆

これで,CR型EQアンプも1台,完成です。金田式は全部NF型で,現在,金田氏がGOA時代に一度だけ発表したCR型を作っているんですけど,音を聴いてみると,やはりどうもNF型はCR型には勝てない感じです。

また,本機はOPアンプにLME49720Hを使っていて,抜群に音がよいことも確認できましたが,残念ながら,このOPアンプはバイポーラ入力。

ということでMM型専用になっちゃいます。本機はRIAAはステレオでも再生できるように作ったので,なんとか,DL103を使いたいんですけど....。

バイポーラ入力を使うと,OPアンプの入力電流がカートリッジに流れてしまい,コイルを直流磁化してしまうので,バイポーラ入力OPアンプはNGです。

実際,LME49720Hのデータシートを見ると入力バイアス電流はtyp. 10nAで,規格上は70nAまで許容しているようなので,NGです。

MC型カートリッジの許容電流は "オーディオ用FETの活きた使い方" (誠文堂新光社1981年刊)を読むと,5nAらしいので,LME49720Hはアウトです。じゃ,ってんでコンデンサを入れてDCをカットすればいいんですけど,でも,こういうのをブログに発表しちゃうと,「こいつはバカか」と言われそう.....。

FET入力のOPアンプを使えば解決なんですけど,iruchanも愛用しているLF356Hとか357HならFET入力だし,入力電流も30pAと,文字通り,桁が違うので,問題ないのですが,どうもLME49720Hの音を聴いちゃうと,ちょっとこれらを使う気がしません。

と言う次第で,FET入力差動アンプをディスクリートで構成して作り直そうか,と思っている今日この頃です。それに,EQカーブももう1本,欲しいな.....って思っています。英HMVのカーブを作っていませんので。

では,また。


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