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Tomix ヨ8000の室内灯取りつけ [模型]

2010年2月19日の日記

Tomixのヨ8000を買ってきました。ここのところ車掌車にはまっています。貨物列車の車掌さんというのは一度やってみたかったと思います。どこか,松尾芭蕉の "奥の細道" の序文にある,日々旅を栖とし,という境遇に近かったのでは,という感じがするのです。

さて,今までKATOのヨ5000やヨ6000,ワフ29500を買って室内灯をつけてきましたが,ヨ8000はまだ購入していませんでした。ヨ8000はこれらの古い車掌車の置き換え用に1974年から製造されたもので,従来の車掌車より小さく,何かコンテナみたいな感じがして当時は印象がよくなかったのですが,1986年には原則として車掌車の連結がなくなり,現役のものはほとんどなくなりましたが,今もまだ姿が見られるので懐かしい感じがします。

さて,ヨ8000はTomixとKATOから出ています。どちらも市場から姿を消しつつあり,かろうじてTomixのを入手できました。もうまもなくKATOが再発売するようです。

実車は窓が大きく,近代的な印象がするのですが,模型の方は残念ながら室内灯の組み込みができません。窓が大きいので,結構,模型の場合,室内灯をつけるとウケそうなのですが。

尾灯が点灯するようになっているので,室内灯をつけるのは比較的楽そうです。

ヨ8000-1.jpg カバーを外しました。両面基板です。

ばらしてみました。尾灯の光が漏れるのを防ぐためのカバーがついています。カバーの内側は結構すき間があり,室内灯をつけるスペースは十分ありそうです。

今回,室内のスペースが狭いので,LEDを2つ使うのではなく,ブリッジDiを使って1灯式にしました。ただ,結構ブリッジDiも大きいので,場所を取りますが....。一度,きちんと表面実装タイプのブリッジDiを買っておこうと思います。

ヨ8000-3.jpg 点灯試験の様子

電流制限抵抗は1kΩにしました。ちょっと明るすぎるくらいでもいいでしょう。

ヨ8000室内灯1.jpg回路図

もとの基板に穴を開け,リード線をつけます。両面基板になっていて,下側が集電側ですので,下側の銅箔のみハンダ付けします。上側はハンダがつかないよう,注意してください。なお,下にハンダ付けするとどうしてもハンダの盛り上がりが床板と干渉しますので,床面をルーターで削りました。 

ヨ8000-4.jpg

うまくいきました。非常に明るく,印象的です。ただ,やはり窓が大きすぎ,ブリッジDiが見えてしまいます。

ヨ8000-5.jpg

ついでにカプラーをKATOのNカプラーにします。

最近,Tomixはミニカーブレール対応,と言うことで開口部が大きくなっているのがネックです。従来のタイプだとNカプラーをアーノルトカプラーに置き換えるだけでOKだったのですが,開口部が大きくなったため,Nカプラーだと抜けてしまいます。おまけに中心ピンが邪魔です。

幸い,ヨ8000は製造が古いのか,従来タイプでした。簡単に置き換えてOKです。週末には運転会をやりませう。

 


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