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KATO DD51 JR貨物A更新車入線 [模型]

2010年5月15日の日記

先日,近所の模型屋さんが通常,20%引きで売っているTomixのDD51貨物A更新車をさらに20%引きで売っていました。買おうかどうか迷いましたが,スノープラウがついていないのが気になり,見送ってしまいました。買っておけばよかったかなと思っていたら出張で上京した際にのぞいた模型店でKATOの同じ更新車を売っていたので思わず買ってしまいました。KATOの方はちゃんとスノープラウがついていて,ディテールも優れているようです。

DD51 A-1.jpg 

オリジナルの状態。5歳の愚息に押さえてもらいました。前照灯が点灯したときにはすでに動いてしまった後なので,こうしないと写真が撮れません。前照灯はオレンジ色です。

JR貨物のDD51はすでに経年40年程度となっていて,車体のゆがみや配管の錆など,相当傷んでいると思います。そこで,2002年からエンジンを換装しないA更新とエンジン換装を行う,B更新が行われています。前者は当初は青15号を基本とする塗色でしたが,2004年から赤を基本とする塗色に変わってきています。この前のマイクロエースのがそうですね。B更新は北海道だけなので本州ではなじみがありませんが,A更新の最近の赤い塗装に似ているものの,DF200みたいな濃いねずみ色と赤を基本とする塗色で,また違った色になっています。

青いA更新車はちょくちょく見かけますので,とてもかっこよいと思いました。ところが,前述のように最近は赤い塗色に変わってきていますから珍しくなりつつあります。模型の方もKATOのはほとんど見かけなくなってきており,KATOのA更新車があれば,と思っていました。

早速テストします。店頭で確認しましたが,予想通り,前照灯はオレンジ色。停止中はPWM方式のコントローラを使っても点灯しないので,早速改造します。

以前,KATOの800番台を購入したときに,同様に改造していますので簡単だと思いました。ところが,バラしたときにびっくりで,内部は異なります。800番台は前照灯はチップタイプでしたが,A更新車はφ3mmのリードタイプのLEDです。むしろこっちの方が電球色LEDを使えるので便利です。800番台は2007年9月,A更新車は2006年2月の発売で,時期が異なるので設計も違っているようです。

DD51 A-2.jpg 

                 ボディをばらしたところ

例によって,チップのコンデンサがついていて,このせいで停止中に前照灯が点灯しませんので,撤去します。また,電球色に限らず,白色など青色チップを使っているものは非常に輝度が高く,もとの電流制限抵抗(KATOは560Ω)のままだと明るすぎるので,1kΩに変更しました。

DD51 A-3.jpg 前照灯はオレンジ色です。

DD51 A-4.jpg

        電球色LEDに交換してテストしています。

DD51 A-5.jpg

                やっぱ,こうですよね~~~。

DD51 A-6.jpg 非常にいい感じです。

カプラーは機関車用のNカプラーに交換できるようになっていますが,あまりに巨大なのでナックルカプラーに変更しました。

どうもこの塗装はあまりに目立ちにくく,不評だったのか,現在は赤い塗色に変わってきています。ナンバーは愛知機関区所属の856号にしましたが,これも実車は赤い塗色に変わってしまったようです。青い塗装は今あるもののみ,という感じなので模型の方も再発売はないかもしれません。また,実車の方も早く撮影しておこう,と思います。

 


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