鉄道コレクション~JR中央線201系H7最終編成~10両編成化 [模型]
2012年10月28日の日記
とうとう,Bセットも買ってしまいました。
前回,鉄道コレクションの201系H7最終編成を加工しました。前照灯,尾灯や前面の種別表示装置の点灯化を行いました。うまく行ったので,調子に乗ってBセットも購入し,10両編成化を試みます。この201系セットは人気があったようで,某掲示板でも最近,探している人がいましたが,田舎の量販店へ行くとまだ売っています。このセットも先週,実家の近所の店で売っていました。
げっ....,箱を開けて気がつきました。クハ201-129(上側)には床下機器の片側がありません。さらに,座席がついていませんでした。さすが鉄コレ!。私が買ったのは半年ほど前ですけど,クレーム処理で交換してくれると思いましたが,送り返す手間を考えるとこのままなんとか工夫した方が楽です。
ちょっと落ち込みましたが,気をとりなおして,改造します。今回はちょっと種別表示装置の回路を変更します。前回は,前照灯なりの回路にパラとなっているため,前照灯が点灯しているときのみ,種別表示装置が点灯します。まあ,これでもそんなに違和感ないですが,後ろ側のクハは表示装置が点灯してないので,今回はどちら向きでも点灯するようにしたいと思います。
まずは前面の種別表示装置の点灯化に取り組みます。
前回はチップLEDを使いました。 ただ,チップLEDを使っても結局はリード線をハンダ付けしないといけませんし,白色LEDもいろいろ品種が増えて,先日,四角い樹脂タイプのリードタイプのものを安く見つけて買ってきたものがあり,ぴったりです。正面の大きさは3.2×2.0mmです。
鉄コレのデフォルトの状態では種別表示はフタが付いていて,オレンジ色になっています。特快やホリデー快速なんかじゃないときはオレンジ色の表示になっていたので,それを模したものでしょう。ちょっとみっともねえ,という感じが当時したものです。せめて,快速とでも出してくれれば,と言う気がしましたが,中央線の快速は単に快速線(本当は急行線ですけどね)を走る,と言うだけで各停と同じわけですから,よその快速列車みたいに快速と表示すると,誤解される,と言うことからこんな表示になっていたのだと思います。そもそも中央線は停車する必要があるのかと思うような駅がたくさんありますね。こんなとこ飛ばしてくれたらもっと早よ着くのに,と思ってしまうような駅が多すぎます。具体的には書けませんけど......(^^;)。
尾灯も点灯させることにしたので,前面が白や赤に照らされないよう,あらかじめ,プラの車体に黒く塗っておきます。ちょっと鉄コレは肉厚が薄すぎて困りますね。
前回同様,運転席の仕切り壁を利用してLEDを取りつけます。取付位置は図の通りです。LEDも正面以外は黒く塗っておきました。
うまい具合に運転席背面の緑色のプラ部材が天井から飛び出していますので,φ1mmの穴を開けて導光材を通せば導光材を固定できます。
さて,今回は前照灯と連動せず,車両の進行方向と関係なく点灯するようにするので,ブリッジDiを入れます。ところがなかなか小さなブリッジDiはありませんね。ようやく新電元のS1ZB60という3.8×4.8mmのDIPタイプのブリッジDiを見つけましたが,肉厚が2.5mmあり,Nゲージでは厳しいです。DIPのパッケージをあきらめて表面実装タイプにしないといけないようです。あまり表面実装タイプは使いたくないのですけどね。
空調と天井とのすき間を利用して天井の裏側につければよかったかもしれません。若干,側面の窓から見えてしまいます。
次は前照灯。前回と同じです。φ1mmの導光材で前照灯に導光します。LEDには黒い熱収縮チューブをかぶせています。
わかりにくいですが,LEDの根元に小さなシリコンDiをLEDと逆向きにハンダ付けしています。シリコンDi自体は車内側になるようにつけました。これをつけておかないと逆向きに進行するときにLEDが壊れますのでご注意下さい。なお,種別表示灯はブリッジDiを使って印加される電圧が一方向のみですので,逆耐圧保護用のシリコンDiは不要です。
回路は次の通りです。クリックすると拡大します。
さて,次回は床板に尾灯を組み込み,集電台車を作ります。今日はここまでで,時間切れです。
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