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鳥羽水族館に行ってきました [紀行]

2011年11月26日の日記

どうも秋はイベントつづきで,うちの子供は小学校と幼稚園なので,週替わりで運動会やら作品展なんかがあって,どこにも連れて行ってやれません。昔からオヤジはスポーツが苦手なせいで,運動会が嫌いで,子供の運動会を見に行くのも嫌々です。そんなのお前だけだと言われそうですが,案外,こういう親御さんも多いのではないでしょうか。

ようやくイベントが終わり,鳥羽水族館へ行ってきました。中学の時,修学旅行で行ったきりで,実を言うと30年ぶりです。でも,こうやって昔,自分が行ったところに子供を連れて行くことができるのはとてもすばらしいことだと思います。

新幹線と近鉄特急を乗り継いで鳥羽へ。歩いて10分ほどで水族館に着きます。秋の行楽日和,と言うこともあって結構賑わっています。といって,大阪の海遊館みたいに人混みで全然,魚が見られない,と言うような状況ではなく,じっくり観察できるのがとてもいいです。

ペンギン.jpg やっぱ,ペンギンですね~~。

驚いたのは,ペンギンやカワウソなど,動物たちがこんなにすぐそばで観察できるところはほかにないと思います。↑ の写真はガラス越しですが,となりのオープンになっているプールだとこのフンボルトペンギンが触れるくらいの距離で観察できます。もちろん,ペンギンは鳥なので,突っつきますから手を出したりしてはいけません。

コツメカワウソ.jpg この子たちは兄弟かな?

大好きなカワウソもこの通りで,ガラス越しにすぐ近くで見られます。すやすやお昼寝中。東南アジアのコツメカワウソですが,ニホンカワウソが絶滅してしまったのが残念ですね。

子供たちはラッコのえさやりやセイウチのショーを見て大満足。ラッコが貝を "ちょーだい" ってするのがかわいかったです。それにしてもラッコの大食漢ぶりには驚き。聞いていましたが,どんだけ貝を食べるんでしょうか。

スナメリ.jpg 人なつこいスナメリ君。

やっぱり鳥羽水族館と言えば,このスナメリ君ですね。1963年から人工飼育に取り組んでいます。そのせいなのか,どうにも人なつこく,カメラを向けているとわざわざガラスに寄ってきて,この表情です。多分,人間がうれしそうな顔をするのを学んだのでしょう。近くのOL風のお姉さんたちがきゃ~っと歓声を上げていました。

そういえば,うちの子供たちは "ペンギンズ" (NHK教育)という米国製のアニメが大好きで一緒に見ていますが,マリーンという名前のカワウソ(♀)が「私,動物園生まれだから,(動物園の)外の世界が怖いの」 なんて言っている回がありましたが,このスナメリ君の表情を見て,案外,動物たちは動物園や水族館の檻や水槽の中で幸せに暮らしているのかもしれないな,と思いました。

ニホンヒキガエル.jpg ニホンヒキガエル

なぜか,子供たちはカエルやカメが大好きですが,ご多聞に漏れず,うちの子供も大好き。"森の水辺" というコーナーで大喜びでした。

ナポレオンフィッシュ.jpg ナポレオン君。

ナポレオンフィッシュこと,メガネモチノウオももちろん,大人気でした。となりのどう見ても魚なんて興味ない,と言うおばさんもこの魚の名前を知っていました。

昼過ぎに現地に到着したのですが,やっぱり時間が足りない。やはり朝から出かけてゆっくり見てくるべきでした。子供たちは大喜び。いままで,海遊館や名古屋港水族館など,いろんな水族館へ行きましたが,ここが一番おもしろかったと言っていました。ミュージアムショップも充実していますし,レストランもよく,確かに,私もそう思いました。規模ではとても海遊館などにはかないませんが,とても趣向を凝らしていて,楽しめるようになっています。何より,ペンギンやセイウチ,カワウソなど,目の前で観察できるのは素晴らしいです。さすがに老舗の水族館だと感心した次第です。

鳥羽に昔あったぶらじる丸はもうありません。どこの観光地も少子化と高齢化で衰退が著しいですが,鳥羽も同じ傾向のようです。そのくせ,近年はどこにも水族館やテーマパークが乱立し,お互いに消耗戦となっているのが実情ですね。それも民間企業がこんなことをやっているならともなく,海遊館やUSJをはじめとして,自治体が出資してこんなことをやっているのであきれます。水族館で言えば,鳥羽に昔からあるので,こういうことにお金を使わず,もっとほかのことにお金を使ったら,と思いました。

帰りに松阪で下車し,あら竹さんの元祖復刻牛肉弁当を買いました。松阪牛を使ったお弁当の味は言うまでもなく,掛け紙が本当に泣かせてくれます。DD51重連だった3161レの写真ですね。第7弾まで発売されていますが,電話かメールで予約すると掛け紙を指定できます。

元祖牛肉弁当.jpg く~~っ!泣かせてくれますね。

 

 


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