京阪鉄コレ1900系 Nゲージ化 ~その3~ [模型]
2010年5月30日の日記
もうじきDデーですね~~。なんて言ったって今どきの若い人は"?" ですけど。
1944年6月,連合軍の反攻のため,フランス・ノルマンディー海岸への上陸作戦を目前にして,暴風雨が2日間つづき,ずっと足止めを食っていました。
こっちも先週の日曜からずっと3日間雨でまいりました。何か,当時のアイゼンハワーの気持ちがよくわかりました.....って!?。ようやく今日は晴れで,今日から京阪鉄コレ1900系用の中間車と,1810系を塗り始めます。
まず,Mc-Mcの2両編成の鉄コレに組み込む中間車なので色をあわせないといけません。本来なら,京阪特急色はGMの近鉄特急色(オレンジ)と赤2号の組合せ,というのが定番なのですが,これだと黄色が赤っぽすぎ,今回の鉄コレに合いません。また,赤も鉄コレのはかなり彩度が低く,暗い感じなので,赤2号では合いません。おまけに,今回の中間車は人工木材製ということもあり,プラ製と異なり,発色がかなり変わってしまうので,プラ用の色とは少々組合せを替えないといけないようです。
と言う次第で,前回,人工木材の試験片にいろいろ色を塗って確かめてみました。
試験片。上段最右がモリタの赤7号,下段最右がクレオスの水性クリームイエロー。
黄色については,近鉄オレンジの他,黄燈色や純正の黄色,ガンダムカラーの黄色などを確かめましたが,どれもあまりいい感じではありません。結局,クレオスのMr.ホビー水性カラーのクリームイエローにしました。赤はモリタの赤7号がぴったりのようです。
ただ,水性カラーは乾燥が遅く,塗膜もはがれやすいので注意が必要です。水性と言っても水で薄めるとうまく行きません。専用の薄め液を使いますが,これ,匂いから言ってアルコールですね。燃料用のメチルアルコールを使っている人もいるようです。
仕上がりを並べてみました。
例のアサヒペンの木部用プライマーを塗った後,サーフェーサを塗って,それから水性の黄色を塗りました。その後,赤7号を塗ります。
ただ,がっかりで,黄色はちょっと黄色すぎました。どうも人工木材にじかに塗れば鉄コレの黄色に近い色だったのですが,サーフェーサを塗ったため,地色の白のせいでかなり黄色く仕上がってしまいました。黄色は水性に限らず,隠蔽力が小さいので,やっぱり下地の色はかなり考えないといけません。赤はモリタの赤7号がぴったりです。
ついでに,1810系も作っています。前面はBトレ1900系についていたおまけを使いました。ガラスははめ込みじゃなく,透明ABS樹脂に塗装しないことで表現してあるので,マスキングゾルでガラスだけマスキングして黄色を塗りました。
さて,次回は屋根と床下を作っていきます。まだまだパリは遠い......。
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