ニホンミツバチ [紀行]
2010年5月3日の日記
GWに北陸の田舎に帰っていました。さすがに特急「雷鳥」が臨時で運転されましたが,たくさんの人出でしょうし,あきらめて家にいました。どうも臨時「雷鳥」の運転もこれが最後,のようです。その昔散々撮ったので,まあいいか,という気もしますが,残念です。
5月2日の夕刻,に田舎でゆっくりしていますと,家内が庭にハチがたくさん飛んでる,というので見に行くと,それこそヒッチコックの「鳥」みたいに西の方角にハチが飛び回っています。一見吹雪みたいな感じです。すぐに分蜂だと気づきました。
分蜂というのは春に女王蜂が生まれ,分家する現象のことですが,出て行くのは生まれた娘ではなく,母親の方です。新居が見つかるまで,どこかにひとかたまりになって集まるので,びっくりした人が駆除業者を呼んだりするようですが,数時間でいなくなるので多分,業者の人も自然現象だから,と取り合わないと思います。もちろん,シューッとなんてしてはいけません。静かに見守ってあげましょう。
私も庭のどこかにひとかたまりになった塊がある,とにらんで探してみますとカエデの木にひとかたまりになっていました。
分蜂球と言うらしいです。
近くへ寄って観察してみるとお腹の黒い,ニホンミツバチで,とても貴重です。分蜂の時期は働き蜂はおとなしく,お腹が膨れているので人を攻撃することはないということなので,子供たちを連れて見に来ました。子供たちはおそるおそるでしたが,不思議な現象に立ち会えて面白かったと言っていました。
聞いていた範囲では数時間でいなくなる,ということでしたが,結局,ひと晩この状態で,翌朝,見てもまだこの状態でした。
ところが,10:00頃に見てみるときれいにいなくなっていました。どこか,いい場所を見つけたのでしょう。バイバイ。元気でね~~。
コメント 0