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海外旅行用ケトルを買いました [電子工作]

2020年9月13日の日記

KONKA.jpg 折りたたみ式なので便利です。

去年,仕事でパリへ行ったときにちょっと困ったんですが.....。

驚いたことにたいていあると思っていた,湯沸かし用のケトルがホテルの部屋にありませんでした....orz。

帰ってきて調べてみると,欧州も大陸のホテルには置いてない場合が多いようです。同僚に聞いてみたら,パリにはないことが多いですよ,とのこと。

そういや,iruchanは対英米協調派? だったので,いつも行くのは英米ばかりでした。確かに,今まで,英国や米国のホテルでは必ずケトルが置いてあって,ホテルによっては日本のビジネスホテルみたいにインスタントコーヒーや紅茶のティーバッグが置いてあって,いつも飲んでいましたし,なくなると近所のコンビニでティーバッグを買っていました。

ということでその同僚に薦められて,ケトルを買うことにしました。彼は強者で,いつもパリのホテルじゃ,自炊しているそうです......[晴れ]

確かにiruchanもパンばかりじゃ飽きてしまって,この前はロンドンで寿司買って食べてましたね....。

シリコンゴムを使った,旅行用の折りたたみ式のケトルがあるらしいので,Amazonでポチってしまいました。

とにかく軽いのを,と思って,わりによさげなKONKAというあやしい中国製ですが,今どきどんなものも中国製だし,これはしっかりしていそうなので買ってみました。

買ってみて驚き,意外にいいではないですか[晴れ]

なにより,ケトルって,沸かすだけ,と思っていたのですが,こいつは保温機能があり,サーモスタットで15分くらい経つとまた沸かしてくれます。容量的にも十分で,マグカップ5杯分くらいは沸かせます。600mlくらいは入るようです。

電圧は100/200V切り替え式だし,プラグも日本や米国のA型,英国のBF型,欧州のB型,中国のO型がついているので,まず世界中どこへ行っても困らない,と思いました.....。

KONKA-4.jpg 変換用のアダプタ

韓国は,米国系だったので,最近まで110Vだったのですが,220Vに昇圧し,プラグも変わりました。香港はまだ,BF型が多いと思います。

でも,デフォルトで本体についているプラグが中国のO型なのは残念。昔はあった,日本メーカのものだと,ちゃんとA型がついている,と思いますが....。もう,日本製はないでしょうしね。もちろん,中国製でも日本で売るなら,A型がついていないとダメ,と思います。ちなみにA型は日,米のほか,台湾やタイがそうだそうです。BF型は香港のほか,シンガポールはマレーシアなど旧英国植民地がそうです。インドはごちゃごちゃで,iruchanが行ったときはBF型だったように思いますけど,B型もあるようです。豪州やニュージーランドは行ったことないですけど,中国と同じ,O型だそうです。

KONKA-3.jpg 本体についているO型接地極付プラグ

と言う次第で,日本で使う場合でもいちいち,付属のアダプタを使わないのは不便。

それで,プラグを付け替えちゃおう....と思ったのですが,付属のケーブルが3芯のせいもあるのですが,太すぎて使いにくい。

そこで,ケーブルごと,JISの10A品に交換しました。消費電力は600Wなので,容量的には十分だと思います。

KONKA-2.jpg ケーブルはファストン端子で取りつけられます

サーモスタットに幅4.5mmのタブが出ていて,ファストン端子で接続します。この幅のタブだと,#187が適当です。日本圧着端子製のが秋葉の千石電商で@15円でした。残念ながら,接地極は日本では不要なので,外しました。本来は接地極は必須だ,と個人的には思うのですけどね......。

KONKA-1.jpg プラグは15A品です。

ほんとうはこの10Aのケーブルにプラグがついていたのですが,どうも芯線がプラグのところで断線していたようだったので,プラグもやっぱり交換しました。

     ☆          ☆          ☆

これで,もうパリへ行っても大丈夫......と思ったのですが,コロナのせいでまだ当面行けそうにありませんね.......orz。

それにしても何でフランスのホテルはケトルぐらいないんだ[雷][雷]


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