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マイクロエース EF53 & EF56 [模型]

2010年3月8日の日記

先月24日にマイクロエースからEF53 15高崎第2機関区とEF56 12が出ました。どちらも後期型とされ,前期型と多少異なります。EF56はすでに,前期型の丸い車体のをもっていますが,角張った後期型は初めてです。ただ,残念ながらEF53はどうにもあまり好きな形式じゃなく,前回出たときに買っていなかったので,今回初めてです。

【EF53】

EF53はEF50から始まる国鉄の本線用大型機の完成版として1932年から19両製造されています。整った姿と標準機としてお召し機関車にもなっているので,ファンの人気も高いのですが,どうも私は人気者が嫌いなのか,個人的にはあまり好きな形式ではありません。むしろ武骨なEF50やEF57の方が好きです。

実車の方は幸い,セノハチ用のEF59に改造されて'80年代まで残ったので,撮影することができました。といって,セノハチでの写真じゃなくて,イベントでの写真なのが残念ですが。

模型は前回の発売時に比べ,端梁の表現や舟体スリ板の色差しなど,向上しています。まだ若干腰が高いのと,前照灯が点灯化のため,かなり長くなっているのが難点ですが,全体的によくできています。

例によって前照灯は最近のマイクロエースの485系上沼垂色や京阪2600系同様,チップが白色で,樹脂がオレンジという疑似? 電球色LEDです。やはり若干オレンジ色に近いので,交換します。もとがLEDでしたので,交換は容易です。

EF53-1.jpg 内部

EF53-2.jpg  EF53-3.jpg

   左:オリジナル,右:電球色LED

φ3mmの電球色LEDを使いました。ただ,やはり底面を少しルーターで削ってやらないとボディと干渉します。

EF53-5.jpg

いい感じですね。動きもスムーズでした。カプラーは簡単にKATOのNカプラーに交換できます。

〔おまけ〕

EF53 8.jpg

EF53 8(もとEF59 1) '86.8.9沼津機関区100年祭にて。今は碓氷鉄道文化むらにいるようです。

【EF56】

EF56はEF53に暖房用のSGを搭載して,1937年から登場した形式です。7号機までは前回発売のEF56同様,丸い車体で,'40年製造の8~12は角張った車体になっています。個人的には角張った方が好きですが,丸い車体はEF10などでも見られましたが,角張った方のが鉄道省内で評価が高かったのでしょう。

SGを搭載した関係でパンタが車体中央に寄り,いささかバランスを崩してしまっているのが玉にきずで,EF57の方が人気は高いでしょう。沼津以遠の電化に際して架線の押し上げ量が問題になり,戦後は早めに東北本線に移っています。

EF53同様,前照灯はオレンジ色なので,電球色に換装します。今回はチップタイプに変更しました。これだとLEDを削らなくても入ります。

microace EF56-1.jpg

    角張った車体のEF56後期型は初めてです。

microace EF56-2.jpgうまくいきました。非常に感じがよいです。

 


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