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Tomix製貨車のナックルカプラー化 [模型]

2010年3月7日の日記

先日,Tomix製のヨ8000を室内灯点灯化する記事http://iruchan.blog.so-net.ne.jp/2010-02-19のところで,KATOのNカプラー化について書きました。このヨ8000は古い型の貨車だったので,ごく簡単にNカプラー化できましたが,最近のTomixの貨車はミニカーブレール対応,ということで,カプラーの取り付け方法が変わり,簡単にNカプラー化できなくなってしまっています。うちの鉄道ではNカプラーがデフォルトなので,困ったことになります。昔のままにしておいてほしい,という感じです。

困ったことに,ミニカーブレール対応になったせいで,カプラーが従来はアーノルトと同様,カプラーポケットに収納される形で固定されていましたが,カプラーの首を振る角度が大きくなり,中心ピンに差して固定する形に変わってしまっています。これだけなら単に中心ピンを削ってしまえばNカプラーがはまるはずですが,ついでにカプラーポケットの開口部の寸法が大幅に拡大され,Nカプラーは簡単に抜けてしまいます。

といって,TomixのTNカプラーにする気はないので,なんとかKATOのNカプラーと互換性のあるものをつけないといけません。幸い,ナックルカプラーがNカプラーと連結できますし(当たり前ですけど),このカプラーは中心ピンを利用する方式なので,何とかなりそうです。

tomix貨車-2.jpg

Tomixのカプラーの中心ピンはφ1.2のようです。ナックルカプラーの方はオリジナルの内径はφ1.0mmのようで,このままでははまらないので,φ1.4mmくらいに穴を拡大します。また,後尾側のとがった突起は削ります。 Tomixの方についている,金属製の復元バネはそのまま利用します。

tomix貨車-3.jpg 

無事にはまりました。Tomixのカプラーポケットの金属製のフタをはめてOKです。

tomix貨車-1.jpg

高さ,かみ合いともばっちりです。左:Tomix コム1,右:KATO スニ40

 

 


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マイクロエース DD51貨物更新塗装 [模型]

2010年3月6日の日記

近所の模型屋さんで決算大処分として,マイクロエースのDD51貨物更新塗装が半額でした。すでにDD51は何両か所有しているのですが,車体更新後の新塗装は持っていないので買ってきました。この塗色はマイクロエースとTomixが出しています。

microace DD51-1.jpg

オリジナルの状態。前照灯はオレンジ色です。デジカメだとほとんど赤色ですね。 

2002年から,DD51の車体更新工事が始まり,当初は青を基調とする塗色でA更新と呼ばれていましたが,2004年頃から広島車両所で更新されたものから赤い塗色に変わっています。前者はKATOから,後者はマイクロとTomixから出ています。

一方,エンジンをコマツ製の1,500psのエンジンに換装したB更新車というのも増えてきていて,石北本線のたまねぎ列車などの牽引にも使われています。ボンネット上部がグレーに変わって原色に近く,人気がありますが,やはり原色にはかなわないですね....。

もっとも,石北の貨物にはなぜか青いA更新車は似合わず,不人気でした。やっぱりディーゼル機関車で青,というのはまずい感じですね。

さて,やっぱり前照灯がオレンジ色なので交換します。ところが,ボディがなかなか外れません。定石通り,KATOのDD51などと同様,キャブ部分から外しますが,どうやってもボディが外れません。ようやく下記4個所にツメがあるのを見つけました。つまようじなどで強く押しながらボディを上へ引っぱると外れます。また,中間台車の留め具が簡単に外れてしまいますのでご注意下さい。

microace DD51-2'.jpg

ツメがこの場所にあります。集電用の隣青銅板の裏側にあります。

microace DD51-3.jpg

ボディを外したところ,LEDは扁平なリードタイプです。この形状で電球色というのはないので,φ3mmの電球色LEDをルーターで削って扁平にします。

microace DD51-4.jpg

                 電球色LEDに換装後。

microace DD51-5.jpg いい感じです。

ようやくこれで電球色LEDに換装できました。やはり効果抜群です。明るくていい感じです。カプラーはKATOのNカプラーに変更しましたが,ナックルカプラーへの変更はかなりむずかしそうです。

ただ,出来はやはりボンネット横の手すりが目立ちすぎ。わざわざ別パーツにしてあるのですが,これは太すぎます。以前,米国のLife-Likeなどの製造委託先と同じではないかと書いていましたが,これも同じようです。手すりを別パーツにしてあとから取り付けるのはむずかしいはずと思いますが,効果としては逆効果。モールドにしておいて,白で色差しした方がよさそうです。

 

 


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Tomix EF510入線 [模型]

2010年3月6日の日記

TomixのEF510が入線しました。いつも,鉄道模型の国鉄民営化反対を唱え,国鉄型しか集めませんが,この前,新疋田へ行ってEF510の貨物列車を撮って,非常に気に入りました。

横浜のだるまやさんの閉店セールで買ってきました。このお店で買う最後の1両になるでしょう。本当にどうもありがとうございました。

模型は基本的にKATOを優先で買っています。それこそ,足回りがEF70というけったいなEF65 500番台で遊んでいたクチなので,もう30年来のつきあいです。残念ながら,KATOのEF510は2006年の発売で,市場から消えており,なぜか,Tomixの方が製造は若干早かったようですが,現在入手可能なのはTomixのみです。もうまもなく,KATOが再生産するようなので,もう1両買おうと思います。

さて,いつもの通り,前照灯とカプラーを交換します。予想通り,前照灯はオレンジ色でした。

tomix EF510-1.jpg

ボディをばらしたところ。前照灯基板は左右の金属製ウェイトに乗っかっているだけで,上からプラ製の押さえ板で接触させています。マイクロエースがウェイトの切れ込みに基板をはさむ構造で,これが結構接触不良になってまいりますが,このTomixの方法は非常に優れいていると思います。

tomix EF510-2.jpg tomix EF510-3.jpg

 左:オリジナル オレンジ色LED,右:白色LEDに交換後

前照灯はチップタイプのLEDだったので,とりあえず,白色のチップタイプに交換し,ポスカのうすだいだいを塗っておきました。使った白色LEDは3020(3.0mm×2.0mm)タイプのものです。

次はカプラーの交換です。巨大なアーノルトがついていて結構落ち込みます。一応,TNカプラーの密自連タイプが付属していて,交換できるようになっていますが,うちはKATOカプラーなので,ナックルカプラーに交換しました。

もとのEF510についてたTomixのMcカプラーは軸が水平方向になっているので,交換は厄介です。M1.0のネジをカプラーポケットの下から差し込み,上からナットで固定します。このナットはカプラーの高さ調整も兼ねていて,これくらいの厚みのものをカプラーとポケットの間にはさんでおかないとカプラーの高さが合いません。

tomix EF510-4.jpg

  KATOのナックルカプラーに交換しました。

tomix EF510-5.jpg

うまくいきました。おでこの前照灯が暗くて困りますが,導光材の設計があまり良くないようです。こんな貨車は牽いてないって。

さすがに最新の技術で製造されているのでディテールも満足いくものです。車号はKATOのようにインレタではなく,昔ながらのはめ込み式ですが,ほとんどすき間がなく,KATOのインレタが非常に貼りにくく困るので,むしろこっちの方がよさそうです。ただ,惜しいのはなぜかボディとウェイトの結合が甘く,結局,両面テープで固定しました。お前さんはグリーンマックスかい?。ボディのツメが甘いようです。

 


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